働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3242 開催期間 2013年06月14日- 06月21日
みなさん、こんにちは! 引き続き、投票と投稿をいただきありがとうございます。 現在の投票結果は「NO」が6割強という状況ですが、1日目から2日目にかけて投票してくださった方に限ればちょうど半分ずつとなっている点が興味深いですね。これは、meg助さんのように、企業年金などで「確定拠出年金」を利用している方が、自分の年金の運用対象として投資信託を保有していることに気づいたというのもあるでしょうし、なかには、投資信託を保有しているけれど、損失が出ていて忘れたくて投票していなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。 さて、浅井は、投資信託を保有する人が増えても恩恵を受ける立場にはありませんので、あくまでも中立的な観点、かつファイナンシャル・プランナーとしての経験から議長をさせていただいております。ですから、投資信託を買いましょう、という方向で、議論を導くつもりもありません。 しかし、私の25年以上の経験から言わせていただければ、資産運用(形成)というのは非常にシンプルで、「デフレのときは預貯金など安全・確実な商品を中心に資産形成を行うのがよい。一方、インフレ(=物価上昇)の時代は預貯金ではなく投資型商品が有利」という大原則が存在するのも確かです。 したがって、このままデフレが長期的に続くのであれば、預貯金などでコツコツ資金を蓄えるという方法で問題はないでしょう。 しかし、達成できるかは非常に懐疑的ですが、日銀が2%の物価上昇を政策目標として掲げた現在、デフレがこのまま続かない可能性も視野に入れて、将来への資産計画を立てることも必要だろうと考えます。 日本はこれから急激に人口が減っていきます。2030年には現在より1,100万人ほど減少し、その後は2060年まで、10年ごとに1,000万人ずつ減っていくと予想されています。これは1950年以降の高度経済成長期とまったく逆の状況で、人口予測から見る限り、日本経済が成長するのは至難の業でしょう。国力が衰えれば、通貨の価値は下落に向かう(=円安)と考えた場合、そのときに待っているのはやはり物価上昇なのではないか……。だとしたら、「リスクヘッジ」という観点で、円安で資産価値が増える「外貨投資」や、物価上昇への対抗力が期待される「株式投資」にも、資金の一部は振り分けておくのがセオリーとなります。 ……というわけで、本日は、引き続き、投資信託についての皆さまのお考えや経験を投稿していただくとともに、いま述べた「リスクヘッジ」という観点について、どのように皆さまがお感じになったかについても、教えていただければ幸いです。 引き続き、投票と投稿をよろしくお願いいたします!★浅井議長の過去の円卓会議より・これ以上の円安を望みますか?・今年はお金を増やせそうですか?・今、外貨預金に興味ありますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.