イー・ウーマン（ewoman）

Self-action（mamisan・東京都・43）

今回ほど憲法と判決文を身近に読んだ事は無かったです。自分の問題として読んだからです。国や自治体の政策や決定を「お上が決めた事」と何もしないのも、批判だけで何もしないのも、等しく主権を放棄する事である。肝に銘じたいと思います。以前地元の公共事業を調べた時、市民の意見を反映する機会や正式な手続きが多くあるのに、使われていませんでした。正式なルートを使っ働きかけたり、提案し、知った事を広める。民主主義とSelf-actionは同義だと思います。

国民が関心を持つ事（unagi・東京都・53）

議長がおっしゃる様な正当でない選挙が行われ、国会議員が選ばれているという概念が有権者（国民）一人ひとりの中で薄いように私は感じています。本日（12/5）広島高裁の無効請求棄却の報道にはガッカリしました。違憲状態は違憲とどう違うのかもっとマスコミも分かりやすく解説して、時間を割いて報道してもらいたいと思いました。私も個人として出来る事をもう一度考えてみたいと思います。

皆で共有を（真打ち・栃木県・44）

議長の、｢憲法は、人口比例選挙を保障しているという情報をネットで広める必要｣があるという意見に賛成だ。迅速で、効率の良い周知を望む。クリック方式の署名等、各々が参加できる方法は、一票の平等への意識向上にもつながるだろう。また、想定事例が分かり易く、説明をする場があれば今後に活かせそうだ。有権者である私の子どもにも是非考えてもらいたい。

権利に加え義務と責任も（blueberry53・大阪府・57）

主権者の一人として、そしてプレイヤーとして参加するためには投票に行くことがスタートだと思います。ただ、より良い政治家を育てるために幅広い知識を持つことも参加者としての責任だと思います。主権者の国民は権利を持つだけでなく、義務と責任を負っている自覚が大切だと思います。

学び、語ること（ひるね・東京都・46）

この会議を通じて、自分は「知ってるつもり」でいただけではないかと気づき、NOに変更しました。「一人一票実現国民会議」のフェイスブックもチェックしていますが、まだまだ知識が浅いと思うので、自分から周囲にきちんと説明＝発信する自信がありません。しかし今持っている知識だけでも語っていかないと、何も考えていないのと同じことになってしまうので、まずは情報の拡散から始めたいと思います。

投票以外での民意反映？（walk714・海外・その他・38）

会議が進むほど自身の理解が浅いことを思い知りNoとしました。投票に行かない事も民意、と少なからず思っていましたが、投票で意思表示しなければ何も変わらないと今は強く感じています。白票ではなく100%に近く賛同できる候補者に票を入れることからまずは始めます。

いよいよ最終回です。
いただいたコメントのなかで、『「自分はしっているつもりでいただけだった」「自身の理解が浅かった」との理由でNOに変更した』とのコメントをいただきました。今回の会議での繰り返しの呼びかけをしっかりと考えていただいた結果です。
大変嬉しく思います。
 
最後に、ここで、『「人口比例選挙」が、①憲法前文第1文、②1条、③56条2項によって保障されていること』の理由を説明します。
この議論は、1票の格差は、2倍なら合憲か5倍未満なら合憲かといった従来の憲法14条（法の下の平等）を巡る【さじ加減論】とは全くの別物です。
 
【第1】に、憲法前文第1文は、「主権が国民に存する」と定めています。ここで、主権とは、【国政のあり方を決める権力】です。
 
【第2】に、憲法前文第1文は、「（主権者たる）日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、」と定めています。
言い換えれば、「（主権者たる）日本国民（が）、正当に選挙された国会における代表者を通じて」国政のあり方を決めるということです。そのための基本的条項は、憲法56条2項です。
 
【第3】に、憲法56条2項は、「両議院の議事は、・・・出席議員の過半数でこれを決（す）」と定めています。つまりそれは、

　①　非「人口比例選挙」では必ず、多数の国民が、少数の国会議員を選出します。従って、憲法56条2項の【両議院の議事】の決議で、【多数の国民】の意見が、必ず、【少数の国民から選出された、多数の国会議員】の意見に負けることになります。
これでは、「主権者は、国会議員」ということになってしまいます。
結局、『国民主権』（憲法前文第1文1条）を前提とする以上、【「両議院の議事」を決する過半数の「出席議員」】を選出する主権者の数は、必ず、【全「出席議員」】を選出した主権者の数の過半数でなければならないことになります。
 
　②　そのためには、選挙が、『全「出席議員」の過半数が、必ず、全「出席議員」を選出した主権者（国民）の過半数から選出されるようにする【変換ソフト】』でなければなりません。
 
  そして、そのためには、「人口比例選挙」が必須です。
 
先月28日の広島高裁岡山支部を含む、7つの高等裁判所が既に「憲法は、人口比例選挙を保障している」と判決済です。
私は、最高裁が、「憲法は、人口比例選挙を保障している」と判決するよう求めます。裁判所の背中を押すのは、国民の声です。
国民は、ネット（Twitter、フェースブック、ブログ等）で、情報拡散できます。共にやりましょう！

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★升永議長の過去の円卓会議より
・一人一票のニュース、理解していますか？
・日本は一人一票でないこと、ご存知でしたか？

• 2013.12.06
• 升永英俊 弁護士、一人一票実現国民会議発起人