働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3291 開催期間 2014年04月25日- 05月02日
今回も、たくさんの投稿をありがとうございました! 『巻き込むには』という質問を投げかけたので、多くの方がいかに伝えるか、を考えて下さったようですね。確かに、全ては知ることから始まるので、知らせることが支援の第一歩、心強く思いました。特に、facebookなどSNSで伝える、というのも気軽ですね。 伝え方に気を使う方々がおいでなのもわかります。決して軽いテーマではないだけに、「さらっと明るく伝えたい」というkyoko004 さんの思いにも共感します。この仕事をしている私自身も、重くなり過ぎない様に、と思うことしばしばです。そんな時に『知らせる』ことでなく『たろまる』さんの様に『知るきっかけを提供する』、というやり方を取れば、伝えるハードルは少し下がると思いました。 同時に、支援の現場の状況はまったなしです。厳しい状況だからこそ、いかに伝えるかという宿題を、私自身が頂いた気持ちになりました。 例えば、私たちがヨルダンで支援しているシリアからの難民の方々は、その半数以上が18歳未満の子どもであること。十分な数の教室がないため、その子ども達が学校に通う機会を奪われつつあること。教育によって考える力を獲得した子どもは、世界と自分の状況を的確に理解して、より良い世界を築いていくことができること。つまり復興の担い手になってゆくには、教育の機会が奪われないことが不可欠なので、教育の機会が奪われたら復興できないこと。そのため、教育の支援は緊急支援ではない様に見えて、とても緊急性の高いものであること、などなど。支援関係者は、こうした厳しい現実を見聞きする機会が多い人々ですものね。 日本での日々の暮らしは忙しく、遠い国の人が厳しい状況にあっても、自分に何かできると思えることの方が少ないと思います。実際、一人の人の一度の寄付で教室を増築することはできません。ですが、その一歩が積み重なった時、とてつもないことができる様になる、それを実感して頂ければ嬉しいです。その一歩が他の人の一歩と結びついた時、一人の子どもの命が輝き、世界を変えることができると、声を大にして言いたいです。どうぞ、諦めずに、無理のない支援を続けて頂ける様お願いいたします。 ご参加有難うございました!★木山議長の過去の円卓会議・復興支援。自分にできる事を続けていますか?
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