働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3331 開催期間 2015年02月27日- 03月06日
およそ3分の1の方々がYESですね。一昨年よりも多く、昨年と同じぐらい、でしょうか。いただいた投稿、いつにも増して海外での経験を語ってくださる方が多いですね。日本での女性の活躍について、実感はさまざまだということがよくわかります。「解決に向けて機が熟してきている」(mr-mamaさん)という声もある一方で、「緩やか過ぎる変化に国外逃亡」(walk714さん)という方も。国連機関で働く日本人職員も、およそ6割が女性ですが、その背景には、こうしたこともあるのかもしれませんね。 おれんじ78さんが指摘してくださった通り、男性を含めた教育・支援こそカギでしょう。国連では、男性とともにジェンダー平等を呼び掛けるHe For Sheキャンペーンを行い、UN Womenの親善大使のエマ・ワトソンが旗振り役を務めています。 最近、経済産業研究所が日本の上場企業のデータの分析を行ったところ、正社員女性比率が高いほど企業の利益率が高まる傾向があることがわかっています。先日も最高裁が職場での「ことばのセクハラ」での懲戒処分は妥当だとする初めての判決を言い渡し、ニュースで大きく取り上げられましたが、女性が気持ちよく働ける環境は、ビジネス業績のためにも必要なことだと言えます。 「平等の推進は、ビジネスそのものである」という思想から、国連はビジネス界と協働し、トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進や機会均等・差別撤廃などの7つの原則を「女性のエンパワーメント原則(Women’s Empowerment Principles, 以下「WEPs」)」としてまとめています。来週には、ビジネスの場でのジェンダー平等を考えるWEPsのフォーラムがニューヨークで開かれ、ヒラリー・クリントン前米国務長官が基調講演を行います。 実は世界全体のWEPs署名企業869社のうち、およそ4分の1にあたる210社が日本企業で、国としては世界一です。ところが、世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数(2014年)では、日本は調査対象の142カ国中、104位という成績です。是非とも、企業トップがWEPs署名で示したリーダーシップを、現場で実施に移してもらいたい、と強く願います。 そこで、皆さんにお聞きします。女性が自分らしく、かつ力を発揮しながら働くために、あなたは企業のトップへどんなことを一番に望みますか?国際女性デーを知っていた方、知らなかった方も、ぜひ教えてください。あなたの投稿をお待ちしています。★根本議長の過去の円卓会議より・グローバルな課題、関わっていますか?・国際女性の日、知っていましたか?・国連で働いてみたいと、思ったことありますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.