働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3331 開催期間 2015年02月27日- 03月06日
いよいよ最終回。今回もたくさんの投稿をありがとうございます。 日頃心がけていることについて、「管理職になる心構え」(cheetanさん)、子育てについてのご意見で「人としてどう在るべきかという軸で育てた」(真打ちさん)、「男女の役割の区別をしない」(にしひがしさん)などが届きました。NO(国際女性の日を知らない)という方からも「仕事を楽しんでいる事がジェンダー平等に貢献できれば」(blue sangoさん)、「間違っていることは例え相手が誰でも伝えていこうと思う心掛け」(まうやんさん)など、積極的なご意見が届きました。 そう、一人ひとりの意識を向けることで、社会が少しずつではありますが、より良い方向に変わっていくのだと信じています。日頃、「広報」の仕事に熱が入るのも、一人ひとりがチェンジ・メーカーになる力を持っているとの思いからです。 「北京+20」にあたる明後日の国際女性の日に寄せて、パン・ギムン事務総長が「women’s rights are human rights」と熱を帯びたビデオ・メッセージを寄せています。 東日本大震災の救援・復興活動では、女性特有のニーズや担い手としての女性の役割、障害者やLGBTの人々など多様なニーズをかかえる人々への配慮が、課題として浮き彫りになりました。3月14日から18日までの日程で仙台で開催される国連防災世界会議では、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントが中心課題の一つとなっています。 東北の避難所の運営が男性ばかりで、せっかく届いた生理用品の支援物資が必要としている女性たちに届かなかったことや、授乳などの女性ならではのニーズに目配りが行かなかった、などの問題はメディアでも大きく取り上げられ、皆さんのご記憶にもあることでしょう。その反省から多くの方々が変革を求めて行動し、ようやく日本でも防災・復旧復興計画でのジェンダーの主流化が進んできた、という経緯があります。 パン・ギムン事務総長をはじめ、加盟国や国際機関、市民団体などからおよそ4万人が参加する、この大きな国際会議は、ニュースでも大きく取り上げられるでしょうから、是非「女性」アングルに注目していただければと思います。会議期間中には一般の方々にもご参加いただけるパブリック・フォーラムが多数開催され、女性の視点から防災を考える企画もたくさんありますよ。 さて、3月8日の国際女性の日には、男性とともにジェンダー平等を呼び掛けるHe For She キャンペーンの旗振り役を務めるUN Women親善大使のエマ・ワトソンがイベントの司会をし、一人ひとりがどのようにジェンダー問題に自分事として取り組んできたかについて、参加者のストーリーをシェアします。Facebook上でライブ中継しますので、日本時間の9日午前2時からと眠いかもしれませんが、もし関心のある方は是非視聴してみてください! 実は国連防災世界会議の準備で大忙しではありましたが、皆さんからの内容の濃い投稿に目を通すのがとても興味深く、準備で疲れた脳ミソにとっていい刺激になりました。ありがとうございます。★根本議長の過去の円卓会議より・グローバルな課題、関わっていますか?・国際女性の日、知っていましたか?・国連で働いてみたいと、思ったことありますか?
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