働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3341 開催期間 2015年05月08日- 05月15日
災害は、その国やその社会が持っている弱さや歪みを、表に出してきます。経済的な貧しさや教育の遅れさらには人種的な差別など、様々な問題が災害により吹き出てきます。災害からの復興を果たすために、また安全で安心な社会を実現するために、こうした社会的問題に真正面から向き合うことが、支援には求められます。 貧困で脆弱な地域ほど、それを克服するための多面的で長期的な支援が必要です。急性期の救助や医療だけで、支援は終わりではありません。さしあたりは、心のケアを含む心身の傷の解消、食べるものもない厳しい避難生活の克服、余震に脅かされる危険な家屋の修理などの支援に力を入れなければなりません。失われた文化財の再生に対する支援も必要でしょう。 最終的には、安全な暮らしを取り戻すまで、そして経済的に自立できるまで、被災者を持続的に支援することが欠かせません。「与える支援」ではなく「引き出す支援」に心がけなければなりません。お金を渡して終わりではなく、そこに心や知恵を付け加えて、安全と自立に向けて寄り添ってゆくことです。 そのためには、「人の支援」が欠かせません。長期的に、被災者と苦楽を共にし、精神的にも技術的にも社会的にも関わっていける、専門家やボランティアが必要になります。家屋の耐震化、文化財の修復、地域産業の創出、学校教育の充実など課題は山積しています。ご指摘のあった震災遺児の支援も必要です。 ここでは、ネパールに人材を長期に派遣して活動する、あるいは地元のNGOなどと連携して活動する団体やボランティアに、温かい手を差し伸べていただければと思います。 「現地の方の声に耳を傾けて」というとても大切なコメントをいただきました。被災者のニーズに応えるということが、支援の原点です。ところで、時間が経過するごとに、メディア等の報道は減少していきます。それだけ、耳を澄まして能動的に、被災地の状況を知るようにしなければなりません。募金されたお金が正しく使われているかを確かめるためにも、継続的に被災地に心を寄せていただけると幸いです。1週間、ありがとうございました。★参考リンク被災地支援団体【CODE】(室崎議長が副代表をつとめていらしゃいます。)★室崎議長の過去の円卓会議より・地震発生から1週間。援助なしで生活できますか?・災害時の連絡体制、整えましたか?・避難所のあり方、提案ありますか?
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