働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3362 開催期間 2015年10月02日- 10月09日
今回もたくさんの投稿をありがとうございました。自宅派・老人ホーム派の方それぞれの事情がおありのようですね。また兄弟で意見が異なるなど、調整が必要な方もいらっしゃいました。 老人ホームは、元気な時から自分で探して入る方以外は、様々な理由で入らざる得ない方がほとんどです。独居の方もなんとか過ごせるならば離れたくないですし、家族も自宅で看られるものなら看たいはずです。しかし、時間や体力そして周囲の協力がなければ自宅での介護生活は大変です。「親を施設に預けるなんて!」と、気力だけでがんばり続け、共倒れやうつになる方。身内なのでついつい感情的になり、そんな自分を責めることを繰り返している方……。当事者になってみて実感されます。 結果として、介護離職が社会問題となり、先日、安倍首相は新三本の矢で「介護離職ゼロ」の目標を発表しました。 先ずは低料金の公的老人ホームの整備を急がなければならないと思います。その為にも今後のために情報を押さえておくと安心できます。備えあれば憂いなしです。私から、施設を見学した際、簡単に見極めできるポイントをお伝えします。 ★介護ホーム長や介護の責任者に安心感や期待感が持てるとよいでしょう。核となる人がころころと変わっているところは現場もバラバラなことが多いです。他業種でも同じだと思います。★清潔感風呂場を見れば一発。脱衣場や浴室内の整理整頓がなされてないところは施設全体に掃除が行き届いていないことが多く居室には埃が溜まっています★医療ナース室を見せてもらってください。酸素ボンペや吸引機、点滴台などの医療器具があれば安心です。なにもなければ医療はしませんと謳っているようなものです。★接遇 旅館と同様に最初のお迎えの態度で判ります。笑顔での出迎え。簡単なことのように思えますが、意外とできていないところが多いです。★食事 味覚には個人差があるため試食が一番確実です。入居者の顔を見ることができるので、一石二鳥。入居者の表情まで隠し通せません。★その他履くのをためらうようなスリッパを置いてる施設は設備投資やメンテナンスを怠っているところが多いです。 もし、開設前の施設でしたら既存の系列施設を見学し、数年後の姿を連想してください。 何年先になるかわかりませんが、親の事や自分自身のことで必ず考えなければならない日がきます。今回の問いかけに対する皆様の経験談や思いそして漠然とした不安などが改めてわかりました。ありがとうございました。
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