働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3369 開催期間 2015年11月13日- 11月20日
今回、スピーチにあたって、どのような準備をされているか、お聞きしたところ、多くの投稿をいただきました。 やはり、準備は、まずは紙に落としてみるという方が多いですね。”りりあむ”さんのように、話の組み立てを考える、”本の虫”さんは、伝えたい内容の要点と話しの流れを書く、”Zonnetje”さんは、書いたものから「削る」という手法を取られています。また、”mayupyon”さんは、原稿を準備すると原稿に気を取られてしまうので、話の骨子とデータのみ用意すると、経験を寄せていただきました。 原稿を書くかどうかについては、私は、15分くらいのスピーチで、私が主役の場では、原稿を自分で(秘書さんなどに頼まずに)作ります。もっと長い講演や資料があるプレゼンテーションの場合には、流れと要点のみ書き、そしてこのキーワードは必ず入れたいというものは、目立つように大きく書いておきます。 15分くらいのスピーチに、なぜ原稿を書くかというと、そのくらいの長さのものは構成をはっきりさせて、言いたいことがぴたっとはまるというようにしておきたいからです。表現にもこだわります。同じ「言う」でも、「語る」なのか、「述べる」なのか、「主張する」なのか、「提言する」なのか。そして、これが大事なのですが、原稿を音読して、体になじませておきます。 原稿を作ることのマイナス面は、”mayupyon”さんや“プシュー”さんが言われていたように、原稿に引っ張られてスピーチが不自然になったり、原稿どおりに行かなくてパニックになることです。手を動かして書く、目で見る、口に出す、自分の耳で聞く、この一連の作業で、体に覚えさせて、後は忘れます。 ”まうやん”さんの投稿のように、イメトレと音読は重要です。原稿に書いたときはいいと思っていても、音にするとわかりづらかったり、別の意味に取られてしまう言葉があるからです。私は選挙の時によく使われる「ご声援をお願いします」は、言いません。「五千円お願いします。」に聞こえてしまうのは私だけでしょうか。”くみお”さんが言われているように、誰かに事前に聞いていただくのはベストです。また、一度自分のスピーチを録画して見てみる(なかなか勇気がいりますが)のも、大変勉強になります。 さて、前回、”Nyaon"さんから滑舌に関する投稿がありました。ご自身は持病があり、ご苦労されているとのことでしたが、声の出し方、口のあけ方もスピーチのポイントです。お腹から声を出すように、そして口のまわりの筋肉を動かしやすくしておくことも大事。話す直前に、大きく口を開けたり、唇を前に突き出して、プルプルと言わせてみたりするだけで、話がしやすくなります。いよいよスピーチ当日、服装選びもありますね。 今回の投げかけは「本番に気をつけていることは何ですか?」です。当日気をつけていること、本番に気をつけていること、アドバイスなどありましたら、お寄せください。投稿お待ちしております。★スピーチの総合的な力をアップする、人気の「講演者総合養成講座」を 表参道カレッジで開催しています! ★参考著書、ぜひお読みください!『必ず結果を出す人の伝える技術』(佐々木かをり著)★江端議長の過去の円卓会議・ネットで政治は変えられますか?・就職難。本人の責任ですか?
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