イー・ウーマン（ewoman）

時間･タスク管理の難しさ（黒船・神奈川県・49）

副業という程度に、職場にも届け出をして兼職をしています。本業も終わりの無い仕事で管理が難しいのですが、兼職もとても重要だと位置づけ、本業の負担にならないように時間･タスク管理をしています。幸い本業が裁量労働制なので、自分の裁量で時間管理ができるのは助かっています。それでも、はみ出てしまうタスク量があり、特に〆切が複数迫っている時には、パニック状態。うまくタスクを管理できるようになりたいと、切に願っています。

時間管理と体調管理（あさーかす・大阪府・44）

本業は広告デザインですが、関係者に依頼されてセミナー講師を請け負うこともあります。そのための時間ねん出にはアクションプランナーが欠かせません。本番だけでなく準備にかかる時間を書き込み、そこに集中するという意味では、私にとって、本業も副業も同等です。働く時間は長くなりますが、その分、休養もきちんととるようにしています。私は副業があるほうが、なんとなく休んでしまうという時間がなくなって気分も引き締まります。

しています！（みろろん・海外・その他・45）

平日（週3）はどっぷり現地（英国）に浸かって大学の職員をしています。土曜は日本人補習校で勤務しています。平日は英語、週末は日本語ということで大変ですが、違う世界を味わい、生徒の苦労もわかる教師を目指し、時間のやりくり、準備など大変ですが続けています。違う人との繋がりは自分を成長させてくれると思います。短い人生やりたいことすべてやりたいです。そんな社会を望んでいます。

追われない心地良さ（真打ち・栃木県・47）

自己決定した事に、追われないよう心掛けている。大きく分けて次のように。①自分が休んでいても、物事を停滞させない。単純だが、テレビを見ていてもプリンターや炊飯器が動いているような事を指す。②突発的な事態にも、的確に動ける余力を養う。これも単純だが、後でも構わない事もその時点で着手できるなら片付けておく。急な変更やキャンセルにも平常心が保てる。余談だが、キラキラではなく"ギラギラしている人"とは距離を置き、トラブルを回避している。心地よく働く基本である。

会社員時代にやっていました（SallyChan・東京都・46）

10年前、会社員時代は副業で本業と同様のデザインを自宅でしておりました。ある日会社の部署がなくなることになり、まったく畑違い仕事につくか退職するか、でフリーランスとなり今に至ります。現在は複業で、日中はデザイン、夜は夫が経営する料理屋へ。どちらも通勤時間がほとんどかからないですし、趣味と実益を兼ねた生活のようなものなので労働時間を意識することはないです。もちろん睡眠時間も食事もきちんとバランス良くとってますし、合間に趣味の楽器演奏の時間も捻出してます。

体力優先（ナカサワ・東京都・47）

ボランティアは基本的に本業が休みの週末に活動。研修も週末、自主勉強は通勤時間や、子どもの習い事の送迎待ち時間などにしています。本業＞ボランティアと優先順位を決めて、本業で残業が続いたりして辛い時期は、体力温存のため週末のボランティアは休むと割り切っています。

幅広く社会とつながるために（nekosaurus・愛知県・48）

副業は、体力的に難しいのと育児や家事に時間を取られるので、今のところは考えていません。ただ副業ではなく、本業の視野を広めることのできる週一回のボランティアから始めてみようかと考えてはいます。そちらは定年がなく、むしろ年齢を重ねた方が良い面もあるため、本業を定年した後も自分のライフワークとして続けていけます。収入の為というより、社会とつながり社会に貢献できる自分でいたいという思いはあります。

すでに副業、兼職されている方からは、タイムマネジメントやタスク管理の重要性を指摘していただきました。健康管理に留意しているという声も見られました。
 
副業や複業は一見、本業に加えて仕事が増えるために、長時間労働になりがちです。本業ですら忙しいという人は、負担がさらに増える、と及び腰になる気持ちもわかります。ですが、実際今すでに試している人たちの声を聞いても、より時間管理に留意するようになるので、効率的に仕事をする習慣が身につくのでは、と思っています。
 
何より大事なのは、自分で自分の人生を「コントロールしている」という感覚が持てることではないでしょうか？
 
本業一本槍の場合、どうしてもその勤め先、仕事に全部を預けている感覚が拭えません。ですが、いくつかの仕事を組み合わせるということは、仕事のリスクヘッジ、キャリアのポートフォリオ的な感覚だと思っています。
本業でつまずいたり、嫌なことがあった時も、違う仕事を少しでもしていれば、精神的に少し楽になれるということもあると思いますし、長い目で見たときに、定年後のキャリアの準備をしているとも言えるのではないでしょうか？
 
そもそも最初の問題提起のときにも言いましたが、人生１００年時代が近い将来やって来ます。
私たちの人生は長いことを考えると、キャリアのポートフォリオは人生の豊かさにも繋がるのではと思うのです。
 
今日で最後の質問になります。
副業をすることで、仕事が効率的になる、リスクヘッジができる、定年後のキャリアの準備になる、また２日目にはネットワークが広がる、といったこともあげました。副業をしている方は、こういったことを実感できたエピソードがあれば教えてください。また、他にどんなことが得られましたか？
副業をしていない方も、他にどんなことが得られるか、考えてみてください。

みなさんもぜひこの機会に自分の仕事と人生の関係を考え直してみてはいかがでしょうか？


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第22回 国際女性ビジネス会議
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・セクハラ、パワハラを受けたこと、ありますか？

• 2017.06.14
• 浜田敬子 ジャーナリスト、前BUSINESS INSIDER JAPAN 統括編集長、AERA元編集長