イー・ウーマン（ewoman）

自分のあり方が定まる（ma ki・滋賀県・31）

いろんな物事を見ることで、自分自身をより理解できると思います。自分には何が合っていて、自分は何で喜ぶのか。本業がもっと好きになるかもしれないし、何か違うと思って道を変えることもあるかもしれない。他業種のあたりまえを、自分の業種に当てはめると新規性があったりもします。本質は何なのか、自分がよりよく生きていくにはどうすればいいのか、そんな答えが見つかりそうだなぁと感じています。

自分事かどうか（yokomit2・東京都・42）

会社の仕事のほかに、地域で任意団体を立ち上げて運営しています。私にとって後者は生きがいになっているので、長時間労働だと感じていません。会社員、母という役割を離れた自分のためであり、それが母であることにも役立ち、会社員としての仕事にも役立つ一石三鳥になるように意識しています。

無形資産が増える喜び！（シンゴパパ・静岡県・50）

副業ではないですが、参画しているNPO法人の関連もあり、セミナー講師や市の審議会の委員をしています。普段、仕事では会えない人との出会いやディスカッションは刺激になります。自分が普段生活している世界では想像もつかない世界の情報（保育園や幼稚園の実態とか）が得られることや、無形資産である人との繫がりが増える（ネットワークが広がる）ことが何よりも変えがたいことです。これからも、社会に貢献するために活動を続けていきます。

自分にあった働き方がわかる（kko・海外・その他・52）

私も将来のことを考えて、副業に興味を持ち、いくつかやったことがあります。やってみたかったことでも、内容ややり方など、自分に向いてないと気づけたものもあり、やってみてよかったと思いました。自分に合うパターンがわかってきたと思います。本業以外で締め切りがあることへのプレッシャーがつらく、最近では「副業より、本や映画に時間を割きたい」などと考えてやっていませんでしたが、ここの皆さんのように、忙しくなることを前向きにとらえて、また挑戦してみたくなりました。

精神的なゆとりができた（Lucylucy・宮城県・42）

副業（英語コーチ）をしています。将来のリスクヘッジになっている、と感じます。 本業は取引先の予定やトラブルに振り回され、長く働くイメージがわきません。本業で落ち込むことがあっても、副業の仕事で人を励ましながら、自分も元気になっています。 コーチの仕事は「経験・実績」を積んでなんぼ。副業で経験を増やしております。副業歴5年目で、独立できそうな収入になってきました。「本業を辞めても、この収入がある」と思える精神的なゆとりができました。

ほかの世界を見たい！（bambinaia・兵庫県・46）

今の事務は旧来のやり方を守って行ってますが、人手不足の中、マンパワー頼みのやり方では難しく、かといって今以外の上手くいくやり方を思いついても実績がないので取り入れてもらいづらいことがあり、異業種の他社のやり方を経験することで打開できないものか、と日々考えております。

「複」でなく「副」業なら（cheetan・千葉県・48）

複業ではなく副業で家計に占める割合が少ない前提で考えると、自己実現、自分の存在価値の評価につながり、本業に比べて社会的貢献度が高いように感じています。本業はどうしてもまず生活ありきで、意に沿わなくても「なくしたって構わない」という思いきりができません。

みなさま、最終回までお付き合いありがとうございました。
副業・複業について考えてきましたが、単に「収入を得る」ことだけでなく、副業・複業によって新たに生まれる「価値」に重きを置いていらっしゃる方が多いのが印象的でした。
 
シンゴパパさんもおっしゃっているように、「自分が普段生活している世界では想像もつかないような世界の情報」が得られたり、「無形資産である人の繋がり」が増えたり。副業・複業から得られるものは少なくありません。
それが結果的に、Lucylucyさんが言われるところの「精神的なゆとり」に繋がるのかもしれませんね。
 
私は最後に自分を助けてくれるものは「人との繋がり」ではないかと思っています。そのために人脈を増やす、ということではなく、仕事をしていった結果、繋がっていくーー。それは本業だけでなく、副業・複業をすることでさらにその幅も広がっていくと思っています。
 
ですので、必ずしも収入が伴わないボランティア活動などでもそれは実現できます。副業・複業のハードルが高いと思われている方は、まずは子どもの保育園や小学校の父母会やPTAのような活動からでもいいでしょう。時間のやりくりのコツが掴めるだけでなく、普段の自分の世界が広がる実感が持てたら、次はキャリアのポートフォリオとして、副業や複業を少し考えてみてもいいかもしれません。


★浜田議長も登壇します！
第22回 国際女性ビジネス会議
円卓会議203「女性ジャーナリストがメディアを変える」

★浜田議長の過去の円卓会議
・セクハラ、パワハラを受けたこと、ありますか？

• 2017.06.16
• 浜田敬子 ジャーナリスト、前BUSINESS INSIDER JAPAN 統括編集長、AERA元編集長