働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3450 開催期間 2017年08月18日- 08月25日
86%が、課題と考えている「スピーチ力」。どうやって高めましょう。 人前で話す、というと、どういうテクニックで話そうか、と考える人がいます。確かに技術もたくさんあるのですが、一番大切なことは、聞き手の気持ちになること。私は、「不安」という言葉を使いません。不安って、自分のことを心配しているのではないか、と思うからです。相手のことを考えていると、あがったりしない。「私って、どう見えるかな」「私、うまくいってるかな?」と考えると、つまり、自分のことを考えていると、あがってしまうのです。ですから、ぜひ、相手になった気持ちで、相手のことだけを考えて、話してみましょうか。 前回、2日目の問いかけは、上手なスピーチって何が違うのか。そして、プレゼンと講演は何が違うのか、ということでした。 上手なスピーチとは、 1:みんつさん「あらすじを練っておく」 2:violet-mさん「的確に文章を終わらせている」 3:真打ちさん「自然体でありながら、的確な段取りが随所に感じられる」 4:DiamondBarさん「何を求めているのかをしっかり把握」 5:もはよしえさん「熱い思いがたくさん詰まっている」 6:blueberry53さん「真摯に自分を出す」 7:シンゴパパさん「場の雰囲気がいい」 8:知世khさん「スピーチも楽しんで」 プレゼンと講演の違いは、 真打ちさん「プレゼンや説明は営利的傾向があるのに対し、講演は無形の贈り物」 という投稿が集まりました。私も全部同感です。 プレゼンや発表、説明は、資料説明です。誰が話しても、紹介する情報量は同じでなくてはなりません。極端な言い方をすると、資料がしっかりしていれば、代役が可能。資料やデータが命、ということです。 一方、講演は、話し手が全て。もちろん、内容や情報、全てが重要ですが、代役はききません。「あの人が歌うから」コンサートに行くわけで、曲がいいだけでは、人はコンサートに集まらないのです。講演は、その人の存在が、表情が、姿が、声が、全てが、聞き手の心を震わせます。私が、講演者総合養成講座で受講生に伝え続けてきていることは、まさに、その点。自分自身の永遠の修行であり、聞き手に対して、無限に自分を与えるという時間なのです。上手なスピーチ、とは、話し手の心がどーんと聞き手に届くというものだと思います。 では、働く人の円卓会議、最終日に向けて、さらに考えてみましょう。スピーチが上達すると、どんないいことがあるのでしょう? どうして、スピーチ上手になりたい、話す力を高めたいと思うのでしょうか? 伝える力が高いことは、人生や仕事にどんなプラスがあるのか、あるいは、あったのか、ぜひ教えてください。★佐々木議長の過去の円卓会議より・思考の整理、できていますか?・日本の男女格差、世界111位に落下。日本は大丈夫?・人前で話す力。上達していると思いますか?★受講生募集中!人前で話す力を高める「講演者総合養成講座」 2017年9月開講 24期 / 2018年1月開講 25期
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.