働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3469 開催期間 2017年11月10日- 11月17日
皆さま、たくさんの投稿ありがとうございます。 最終日の「家族みんなで食事していますか?」の投票結果は、YES:61%、NO:39%でした。 少しずつYESの数字が伸びました。 働く人たちが中心の投稿で、週に4~5日以上、家族で食事をしている人が6割というのは、思っていたよりも多い印象を受けました。 最後に投げかけた質問は、「良い点に変化は?あるいは変わらない良い点は?」でした。 それでは、投稿を見ていきます。 変わらず、食卓を寄り添いつづけているシンゴパパさん。子どもの成長を食卓で感じて、子育てをしていく。シンゴパパさんのお家では当たり前の風景になっていますね。全回投稿いただき感謝です。 ライフステージに合わせて、良い点が変わってこられたunagiさん。結婚当初のコミュニケーションから、健康のための食事へ。私もそうなるだろうなと感じます。 子どもの年齢によって、食卓の役割が変わってきたと、NOBUさん。衛生面や栄養面から、学校での話を聞く場になり、今は家族全員の食事の数こそ少なくなっても、寄り添える場として家族の食事を大切にされています。 食事をし続けたことで、いつでも子どもに向き合い、話し合いができたと、真打ちさん。今でも成人されたお子さんとの同席で食事をされているとのこと。実践されてきた人の言葉はとても説得力があります。 なかなか、一貫団らんのタイミングがとれない、こはくさんのようなご家族もいらっしゃいます。こはくさん自身が「食事すると会話もできるので大切」と感じられていますので、できる範囲で1回の食事を楽しまれますように。いろんな家族がいらっしゃいます。その時の家族ができることをする。数ではなく、たった1回の楽しい食事からでいいと思います。 1週間に渡り「家族みんなで食事していますか?」の議論をしてきました。 それぞれの家族が、ライフステージに合わせて家族で食事をする時間を工夫されていました。その背景には、「家族で食事をする」ことが良いこと、大切だからと皆さん思われていました。 理由の多くは「コミュニケーション」ですが、年齢とともに「健康」面を意識した、家族の食事に変わってきています。 一緒に食事をする目的が、変わってきても、根本には「相手を思いやる気持ち」があります。 赤ちゃんに対して、衛生面に気を付ける。 思春期の子どもの話を聞き、何気ない表情から気持ちを汲み取る。 パートナーの健康を気遣い、献立を工夫し、言葉でも注意を促す。 どれも、相手のことを思うからこそ。 一家団らんには、過去、現在、未来があります。 点と点が、生活しながら、つながって線になっていく。 家族で生活する難しさも、楽しさもあるけれど、振り返ると、線になって、今まで自分が大切にしてきたことが間違っていない、つながっているのだと感じることができます。 だから、迷わず焦らず、未来も家族で食事を大切にしていこうと思えるのではないかと感じました。その気持ちが家族にも伝わり、「一度の食事の機会を大切にしよう」と、子ども達やパートナーにとっての人生の優先順位が変わるのでしょう。 人生100年時代を迎え、50歳が人生折り返し地点になりました。 一度でも多く、家族が一緒に食事をする人たちが増えることを願って、今回の議論を示させていただきます。 11月19日の家族の日は、家族そろって今回の議題を話し合って食事をしてみてください。 ありがとうございました。★滝村議長の過去の円卓会議より・祖父母や両親の「食の健康法」ありますか?・「健康寿命」を意識した食生活、していますか?・親に料理を教わりましたか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.