働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3540 開催期間 2019年04月19日- 04月26日
昨年度は、大阪北部地震から始まって、西日本豪雨、さらには北海道胆振東部地震と大きな被害をもたらす災害が相次ぎました。このように次々と大災害が続くのは、昨年に限ったことではありません。地震に関しては活動期を迎えていること、風雨に限っては温暖化の影響下にあることから、今後少なくとも30年ほどは、大規模な災害の発生を覚悟しなければならない。首都直下地震や南海トラフ地震の発生も間近に迫っている。日本のどこの地域にあっても、大災害がいつ起きても不思議でない状況にあります。 ところで、大災害が起きると、自らも含めて家族も友人も生存の危機に瀕することになります。仮に、命が助かったとしても、電気などのライフラインがストップし、食料などの流通もストップしてしまう。大災害時には、救急や医療はもとより、あらゆる公的なサービスが得られなくなってしまう。資材も不足しマンパワーも不足して、何時まで待っても救援の手が届かない。となると、個々の力あるいは地域の力で急場をしのがなければなりません。 とはいえ、個々人の力には限界があるので、みんなで助け合う地域の力に頼らざるを得ません。高台への避難は皆で支えあわないといけないし、火災が発生すると皆で消火しなければならないし、避難所の運営も皆で分担し合わなければならない。そして何よりも、復興の街づくりを皆の合議で進める必要がある。共助や互助が求められ、その共助のために、地域コミュニティのつながりや事前の備えのあり方が問われることになります。 もし、大災害が起きれば、みなさんの地域はどうなるのか。救助や避難、復興にどう取り組めるのか、イメージしてみてください。生き埋めになった人をコミュニティの力で助けることができるのか、避難所の食事をコミュニティの力でつくることができるのか、屋根の修理などをコミュニティの力ですることができるのか。そのための物資や装備の備蓄はできているのか、非常事態での対応マニュアルや防災計画がつくられているのか、そして何よりもコミュニティの人のつながりができているのか、今一度確かめてください。 あなたの地域、巨大災害への備えは十分ですか? 投票・投稿をお寄せください。★室崎議長の過去の円卓会議より・ネパール地震の支援。あなたが出来ることありますか?(2015年5月)・地震発生から1週間。援助なしで生活できますか?・災害時の連絡体制、整えましたか?
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