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会議番号:3655 開催期間 2021年09月10日- 09月17日
Jerrybさんがおっしゃるように野党についてはまったく「トラウマ」そのものです。どう贔屓目に見ても今の野党に政権を担当する能力があるとは思えません。ということは、衆院選にはあまり期待できないので、自民党総裁選で誰が選ばれるかに注目せざるをえないということです。 総裁選で大きな動きがありました。私の読み違いをお詫びしなければならないのですが、野田聖子さんが立候補することになりました。推薦人20人を集めることができたということです。野田さんが立候補した結果、おそらくは1回目の投票で過半数を取れる候補がいなくなったということでしょう。「小石河」(小泉、石破、河野)と言われる連合も、野田さんに一定の票を取られるでしょうから、過半数獲得は無理ではないかと思います。となると1位、2位で決戦投票ということになり、国会議員票の重みが俄然増します。そうなると、岸田さんか河野さんになり、岸田さんに勝機が生まれます。 どちらも党改革をうたっています。岸田さんは幹事長など4役の任期を1年3期までとし、自民党の権力構造を変えようとしています。河野さんは自分が総裁になったら挙党体制が必要だとして石破さんと組みました。石破さんはモリカケ、桜問題などでも安倍さんに批判的な立場をとっていましたから、それなりに自民党内の淀んだ空気を動かしてくれるかもしれません。 今の日本で最も大きな問題は、やはりこの閉塞感ということになるでしょうか。これからウィズ・コロナの時代に入り、コロナがインフルエンザ並になるまであと2年から3年かかるというのが分科会の尾身会長の見立てのようです。逆に言えば、この期間は、コロナ・ウイルスが喉に引っかかった魚の骨のように気になるということでしょうか。そのような状態の中で、私たちは政治に何を求めるのか、それを真剣に考えなければなりません。ただのコロナ対策の強化ではなく、次のウイルスが発生しても大丈夫な強靱な医療体制、教育負担の軽減による社会格差の是正、所得格差の改善(政府による所得再分配の強化、簡単に言えば富裕層への増税)による社会の活力強化などが必要でしょう。当然、人口問題にどういう対策を取るのかも必要です。 日本は歴史の分岐点に立っていると思います。もはや角を曲がってしまったかもしれないけど、私たちの孫子のために何ができるかを真剣に考えましょう。それが私から皆さんへの提案です。一週間、ありがとうございました。
★藤田議長の過去の円卓会議より
・菅総理の判断力、評価しますか?
・今、車を買うなら、電気自動車?
・対中関係、厳しくなっていると思いますか?
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