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会議番号:3690 開催期間 2022年07月29日- 08月05日
みなさん、こんにちは。田村大輔です。 先週から、感染者の急増を受け、私の施設も、入院患者の受け入れが、厳しい状況です。第7波と考えられております。ここ2年間の状況と異なり、今年は、新型コロナウイルス感染者の入院と共に、他の感染症の流行もあり、受け入れ患者のためのベッドの確保が難しくなっています。 現在、新型コロナウイルス感染症の取り扱いは、感染症法上、2類相当になっていますので、感染した場合は入院や隔離を指示されたり、濃厚接触者を特定するため保健所の調査への協力を求められたりします。流行が広がれば、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用され、外出自粛の要請や飲食店の営業時間短縮など、制約ある生活を強いられます。一方、国が検査や治療の費用を全額負担してくれます。 季節性インフルエンザは、5類に分類されています。そうすると、皆さんもご経験がある方は多いと思いますが、診療は、保険診療(一部実費負担)で検査や治療を行い、必要に応じて入院加療を行います。入院を拒否して自宅で療養も可能です。検査は、自分の希望でできるので、行政から検査を無理に求められるわけではありません。 ※感染症法では、症状の重さや病原体の感染力などから、1類から5類の5種の感染症と指定感染症、新感染症の7種類に分類しています。例えば、1類は、エボラ出血熱、マールブルグ熱など感染により重篤化する感染症が入っています。2類は、鳥インフルエンザウイルスなどで、こちらも致命率は高いです、3類は、コレラや赤痢など、4類は、A型肝炎やマラリア、5類は、麻疹や梅毒などです。 2類の対応を想像していただくと、入院勧告や就業制限措置など、行政や医療機関に多くの業務が集中することが、お分かりいただけると思います。5類になると、これらの負担が一気に減ります。 新型コロナ感染症が発生して、3年が経過し、ワクチン、検査、治療など、色々なオプションがでてきました。病原性もわかってきました。 そこで、今回の円卓会議では、「コロナと共存。もうインフルエンザと同じ対応で良い?」について議論したいと思います。新型コロナウイルス感染症の医療機関や保健所での対応は、インフルエンザと同じ対応でよいと思われていますか? Yes, Noでお答えください。なぜ、よいのか? もしくは、なぜ、よくないと考えるか? 意見も是非、よろしくお願いします。*イー・ウーマン編集担当より投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★田村議長の過去の円卓会議より・日本版CDC創設。期待しますか?・オミクロン株拡大。緊張が続いていますか?・ブレイクスルー感染、心配ですか?
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