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会議番号:3690 開催期間 2022年07月29日- 08月05日
みなさま、3日目も、多くのご意見、ありがとうございました。 真打ちさんなど多くの人が、2類相当が現状の新型コロナ対策にFITしていない、という認識はお持ちですね。 その中で、イイトコ取りの法改正には、多くの方が賛成を示してくれていました。 いぬいるかさんは、治療費の補助や行動制限は残しつつ、それ以外は5類相当として、といった意見や、unagiさんの検査や治療費の国負担、などです。Futachanさんは、陽性者数の全数把握やワクチンの無償化を挙げています。 皆さんが挙げている案件は、いずれも、重要であり、かつ妥当な意見かと思います。予防・診断・治療は、感染症対策の「肝」なので、それらを行政がある程度負担する必要は感じます。 積極的疫学調査である全数把握の実施ですが、感染者数の多い新型コロナは、有用な公衆衛生対策ですが、継続するには行政の負担が大きく難しいかと思います。 感染者数の多さ故、欧米諸国は全数把握から、定点に移行している国がほとんどです。 現在、日本は、世界有数の感染国といわれていますが(参照:日経新聞2022年7月27日付 コロナ新規感染、日本がG7最多)、これは、日本が真面目に全数把握を行っているからです。そして、全数把握をすることにより、情報提供だけではなく、今後の医療ひっ迫状況の予測や、正確な実効再生産数がわかります。 Blueberry53さんは、もう一歩踏み込んで、感染症法の類別ではなく、法律自体を柔軟に対応できる枠組みにして、との意見もありました。これは、画期的です。ある程度、迅速に政令で対応できるとありがたいです。ただ、迅速に変更する場合には、国民から「政策がぶれている」と言われないように、政治家には丁寧に科学的根拠をもって説明してもらいたいですね。 本日は、Futachanさんから、こどもへのワクチン接種について、DiamondBarさんからは、受診拒否の医療機関に対するコメントがありました。 この2つは、今、臨床現場では大きな問題です。小児に爆発的に感染が拡大している理由の一つは、ワクチン接種率の低さと言われています。そして、小児での感染爆発により、新型コロナ感染者を受け入れている全国ほぼすべてのこども医療センターは、パンクしています。当院でも、24時間体制でベッドの運用を行っていますが、大変な状況です。 医療機関の診療拒否による医療ひっ迫の原因の一つは、一部の医療機関の診療拒否・受け入れ拒否があります。 最終日に向けて、本日、みなさんから意見をいただきたいのは、軽症といわれる小児へのワクチン接種の推奨についてです。一部学会では、推奨することを掲げはじめていますが、「小児は、感染しても軽症が多いのに接種しなければいけないのか?」とよく質問されます。皆さんは、小児へのワクチン接種の推奨について、どう思われますか? また、医療ひっ迫を避けるために、診療拒否、受け入れ拒否を改善するための方法、何かありますか? 目の前にニンジンをぶら下げられているようですが、国は、すでにコロナ診療を行っている医療機関には、診療報酬加算を多くつけ、より新型コロナ診療を行ってもらうように努力はしています。 「コロナと共存。もうインフルエンザと同じ対応で良い?」へのYES、NOとあわせて、多くの投稿をお待ちしております。*イー・ウーマン編集担当より投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★田村議長の過去の円卓会議より・日本版CDC創設。期待しますか?・オミクロン株拡大。緊張が続いていますか?・ブレイクスルー感染、心配ですか?
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