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会議番号:3690 開催期間 2022年07月29日- 08月05日
みなさま、最終日も多くのご意見、ありがとうございました。 小児へのワクチン接種についてのご意見から見ていきます。 多くの方は、小児へのワクチン接種に前向きです。Jerrybさんは、定期接種のように努力義務を課さないで、無料で、という意見でした。レッズさんも、安全性が担保されていることを条件に、賛成とのことです。おれんじ78さんも、やはり費用負担はなしで、科学的に有効であるならば、ということでした。 小児の重症患者を多く診ている医師と、軽症患者を多く診ている医師では、小児へのワクチン接種の見え方、考え方が異なることは理解します。おれんじ78さんのおっしゃるように、有効性のデータ(重症化阻止率や合併症阻止率)とワクチン接種後の副作用出現率を比べ、科学的に議論したいですね。第7波では、小児の重症患者も多かったことから、今後、公表される第7波の小児の重症化率や入院率のデータは重要です。 医療機関の診療拒否の改善案については、yuk-hatさんは、デジタル化という意見がでました。今回の新型コロナの流行から、初診での遠隔診療が認められるようになりました。これは、PCやスマートホンを使用し、初診でもテレビ電話で診療が可能、ということです。実際、全国各地のクリニックで、オンライン診療を行っています。検査はできませんが、薬剤の処方はできます。第7波が始まってすぐ、オンライン診療を立ち上げられた医師にインタビューしましたが、1日の予約枠(約70-80人)は、15分程度で埋まってしまうと仰っていました。その後の問い合わせは、診察できませんと、すみませんの一言とのことで、と嘆いていました・・・。 JIMAさんの考えるのは飴のつぎは鞭。現在の法律では、新型コロナの入院は、感染症指定医療機関で、となっていることで他の医療機関が入院を積極的に取らないことや、医師法での応召義務は、正当な事由があれば診療を拒否できる、となっています。改正には、大きな反対もあるかと思いますが、政治家が、この問題をどこまで自分の問題、国の問題として捉えているか、だと思います。 DiamondBarさんのご経験、大変でしたね。もちろん、全国各地において、普段、地域の医療を支えていただいている医師会の先生方は、ご自身のクリニックや公的な診療所で、発熱外来や、休日診療を行っていただいていますが、災害医療のように一定期間(大きな波が来たとき)、地域の医療を守るために診療時間を増やす、休日当番の医師を増やすなど、医師会が中心になって、地域の診療枠を増やす、ということは重要だと思います。こうすると、一部の献身的な先生に業務が集中してしまいますが、有事が過ぎ去った時、地域からの大きな信頼は必ず得られると思います。 この考えは、blueberry53さんも述べられています。柔軟な医療体制の構築や軍隊のような戦略的な医療提供システムの配置ですね。 今回は、今後、国で議論されてくる新型コロナ感染症の感染症上の位置づけ、5類への移行は?について意見をいただきました。 法律を作り直すことは、大変なことですが、5類に適応させることが、難しいと結論づけられた際には、みなさんのご意見のように、イイトコ取りしていただいて、国民が納得する施策を示してほしいです。 1週間、ありがとうございました。★田村議長の過去の円卓会議より・日本版CDC創設。期待しますか?・オミクロン株拡大。緊張が続いていますか?・ブレイクスルー感染、心配ですか?
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