働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3697 開催期間 2022年10月07日- 10月14日
課題山積ですね。女性活躍のために、現状の家族や労働のあり方、特に昭和の家族像に基づいた社会保障制度、税制を変えるべきだという方向は一致してます。YESの人もNOの人の差は、「昭和の家族像」の変化のスピードの評価の違いだけですね。 私のゼミ生(女子学生)が、就職活動で相当苦労して決まった内定先は、古い考えのおじさんばかりの昭和な職場とのこと。不安はないかと聞いたら、「10年、20年経ったらそういう人、会社から消えていなくなると信じてます」と明るく答えてました。待てる人もいるかもしれませんが、日本社会はそれで間に合うのでしょうか? そんな中高年が引退する前に、日本が世界の中で経済的に沈んでいくのでは、という不安がぬぐえません。 配偶者控除や三号被保険者制度など、昭和の時代から、ほとんど変わってはいません。専業主婦の卒業生が、「夫が会社を辞めフリーランスになったら、私に年金を払えと言ってきた」と憤慨してました。私は、「厚生労働省によると、夫がフリーランス、妻が専業主婦という家族は日本に存在していないことになっている」と答えてしまいましたが。もちろん、配偶者控除がなくなると困る人もいるでしょう。しかし、それがあっても、「せいら」さんがいうように、夫婦とも非正規雇用者の世帯のように、制度の恩恵から外れて困っている人がどんどん増えているのです。 国のトップから発信せよと「lalia」さんがいうのもうなずけます。「リンダ日本」さんが言うように、企業にクオーター制導入できればよいですね。様々な所で、「おがわ」さんが言うように、「昭和の家族像」からの脱却を加速していく必要を痛感してます。 一週間、ご意見ありがとうございました。
★山田議長の過去の円卓会議より
・コロナ禍でパートナーとの関係は変わりましたか?
・結婚することは必要でしょうか?
・レンタルフレンド、使ってみたいですか?
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