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会議番号:3712 開催期間 2023年03月17日- 10月25日
皆さん、今週は「日本の女性政治家。増やす方法ありますか?」というテーマで議論させていただきました。 YESと答えた方は82%、NOは18%という結果になりました。 女性政治家に限らず、今まで当選しないような人達を当選させるためには、有権者が無関心であると何も変わりません。そして、私はそのためには教育が大事だと思っています。そこで、前回、私からは、「有権者の政治参加意識を高めるためにどのようなことをすればよいでしょうか?」という質問をさせていただきました。 しょこさんの「若い」有権者も政治参加意識はあるという意見に勇気づけられました。電子投票という選択肢もあってもよいのではないかと思います。ネットの活用は投票だけではなく、SNSなど、情報の共有手段、選挙へ行こうというような呼びかけにも使えますし、そのためには DiamondBarさんの意見のように、動画ももっと活用したいですね。 まうやんさんやn.danさんの言うように、本来、政治はもっと身近なものである必要があると思います。ひるねさんや真打ちさんも、教育などを通じて選挙を身近にするというご意見ですね。 現在、日本では18歳から投票できます。高校3年生で有権者になる人もいるということです。学校に政治家を呼んで話を聞いたりするのも、大事なことだと思うのです。ところが、学校の先生は、特定の政党を取り上げると中立性に欠くといった批判を浴びるため、ほとんどの高校では、政党や政策の違いなどについて深く教えることはしていないと聞きました。 昨年私は、神奈川県の公立高校でユニークな有権者教育をしている先生に出会いました。その先生の授業では、生徒たちに「身近な人3人を選挙に行かせるにはどうしたらよいか?」という課題を出したそうです。それぞれの生徒にどうしたら選挙に行ってもらえるかの方法を考えてもらい、選挙前にそれを実践してもらうのだそうです。そして、その結果、何人を投票に生かせることができたのかをクラスで発表してもらうといいます。生徒たちが選挙や政党のことを知り、主体的に考えるきっかけにもなる面白い授業ですよね。 また、私の住んでいる自治体では、18歳になった若者に「投票所でのアルバイトをしませんか?」という案内が来ます。我が家の娘もさっそく投票所で人生初めてのアルバイトを経験していました。 そんな風に考えると、まだまだ身近なところでできることってあると思いませんか? 今週は、クオータ制を取り入れる、電子投票など、制度上の改正についてもご意見をたくさんいただきました。そういうことを政治の場できちんと議論してもらうためには、私たち自身がもっと意識を高める必要があると思っています。 政治をもっと多様性のあるものにするために、これからも色々な場で議論していきたいと思っています。1週間ありがとうございました。★大門議長の過去の円卓会議・国会議員のクオータ制、必要ですか?・ウクライナ情勢について、海外メディアも見ていますか?・森会長辞任。問題は解決したと思いますか?
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