働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3716 開催期間 2023年04月21日- 04月28日
たくさんの投票や投稿をありがとうございます。7割以上の方が「期待する」と投票くださり、心強い限りです。「期待できるのか?」という疑心暗鬼な方も少なくないとは思いますが、「期待する」という気持ちで応援しバックアップしていくことが、子育て施策の実現につながっていくのだと思っています。 「NO」からは「「こども」の言葉が消費される」(Kylinさん)という手厳しいコメントもいただきました。イーロン・マスクは、出生率が上がらなければ「日本は消滅する」と警告していますが、大きな視点からの少子化対策と、切れ目なく支える子育て支援策は分けて考えていく必要があるでしょう。 「子どもを持たない選択をしてもよいのだという施策があっていいと思います」(Jerrybさん)というのはもっともです。政府も、産めよ育てよと言っているわけではなく、「子どもを産み育てやすい環境づくり」ということを言い続けています。 子どもを持たない選択はもちろん尊重される必要がありますし、社会的にもそのような意識になってきつつあるとは思います。ただ、そのためにも、LGBTQ、夫婦別姓、同性婚など、まだまだ解決しなければならない問題も山積しています。 「多世代が交流する場を創出することが必要」(いぬいるかさん)、「それぞれの自治体が取り組み状況などを積極的に発信してほしい」(DiamondBarさん)という投稿もいただきました。各自治体ではすでにいろいろな好事例があると思います。それぞれ発信していただき、また地域住民としての私たちも関心を持ち、参加し、関わっていくことが大事だと思います。 子ども自身が子どもの権利を知り、意見を言えるような環境作りを進めていくにはどうしたらいいかという問いかけには、「子どもたちには幼い頃から人権教育を!」(いぬいるかさん)という投稿をいただきました。 北欧では年齢に合わせて人権を学んでいく取り組みが行われており、子どもたちが自然に考え方を身に着けていきます。そのようなベースができれば、虐待を受けている、「叩かれている」子がSOSを出せるようになるかもしれません。カナダでも人権教育が行われており、育児情報誌mikuで「それぞれの個性を尊重するカナダの子育て」と言う記事を紹介しています。 またSOSを出すためには、子どもの声を聴く場も必要です。自治体では子どもの権利条例を作ったり、オンブズマン制度を取り入れているところも少しずつ増えてきました。が、まだまだ未整備な自治体も多いので、ぜひ広がっていったらと思っています。 今回のみなさまの投稿や投票を拝見しながら、「こども家庭庁」への期待をひしひしと感じました。 私もこども家庭庁「幼児期までのこどもの育ち部会」の委員として、産み育てやすい国、子どもが伸び伸びと育つ国になるよう建設的な議論をしていきたいと思っています。 ぜひみなさまも、「こども家庭庁」のサイトやSNSをチェックして自分事として考え、できることに取り組んでいただけたらと思っています。★高祖議長の過去の円卓会議より・児童虐待、過去最多。通告、ためらいますか?・部活での暴力。防ぐ方法、ありますか?・こども基本法の成立、必要ですか?
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