働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3759 開催期間 2024年10月04日- 11月29日
2日目の議論の最後に「自分の内側を広げる努力をした結果、気づきにつながったり、情報量が増えたりして、こんな良いことがあった、という事例を教えてください」とお尋ねしたら、色々な成果の投稿が集まりました。ありがとうございます! blueberry53さんは、「ダイバーシティでイノベーションを」という私の発信に感動したと書いてくださいました。ありがとうございます。ダイバーシティというのは、私の持論は4つのステージで進んでいきます。 【ダイバーシティ経営の4ステージ】(©️佐々木かをり) 1:ダイバーシティ(組織に多様な人を採用する) ↓ 2:イクイティ(公平に機会を与える・評価する) ↓ 3:インクルージョン(互いに意見や経験を聞き、より良い成果に導く) ↓ 4:ガバナンス&イノベーション(危機管理・健全経営・企業統治・改善・発展) そして、これらを生み出すための「多様性」とはそこに存在する一人ひとりの人間なのです。 だから、私たち一人ひとりが自らの内側の多様性を高めることで、組織の多様性が実現します。 自分の内側の多様性を広げた成果として、皆さんが以下をシェアしてくださいました。 1:多様な話題に対応できるようになった これは重要ですね! 2kishir0さんの「知らない話題についてパッと理解が進むようになった」とか、あさーかすさんの「クライアントとの会話も深まるようになり、信頼感をアップ」というのは、内側の多様性で、一番の基礎かと思います。自分の器が広がるので、聞こえてくることの量も幅も増える。質問もできるようになるし、理解も深まる。 時に英語を聞いてもわからないという方がいますが、多分、英語がわからないのではなくて、そのテーマ(話題)がわからないのでしょう。自分の大好きなレストランの話や、スポーツの話、アニメの話、映画の話なら、英語がわからなくても「大体は理解できた」ということになるのでは? ということは、日本語も同じです。会議にでて議事録を取る、というのはものすごく重要な仕事ですが、会議の内容を理解していなければ、日本語はわかっても、話はわからない。つまり、自分の内側の多様性を広げると、一気に、聞こえてくる情報量が変わってくるのです。 2:思考をまとめる力がついた JIMAさんは、違う考えの上司に新しい視点を伝えることができたということですね。unagiさんも、この「ダイバーシティ円卓会議」で230文字でまとめることで身につけたスキルが仕事でも活かせるようになったとのこと。嬉しいです! 20年くらい前!のことですが、新聞の週末コラムを書いていた時期があります。新聞は、縦何文字、何行、と決まっているので、自分が書き上げた内容を、そのレイアウトに合わせて読みやすくなるよう漢字を配置し、1文字単位で編集して提出する、というプロセスに思考を磨かれた記憶があります。ネットですとどうしても文字数に制限がないので、今日の私のように、つらつらと書いてしまいます(ごめんなさい!)。 3:みんなが活躍! やっちゃん24さんの「お互いさまで受け入れて会社に貢献しよう」でみんなが活躍!は素晴らしいです。商品の年間目標を3か月で達成という素晴らしい成果にもつながりましたね。おめでとうございます!自分の内側の多様性を広げると、色々な人の様子が見えてくるし、聞こえてきます。これが、相手の力も伸ばすのですね。素晴らしいです! そして、NOと投票されていますが、Tosukuさん、素晴らしいじゃないですか!ぜひ、自分を褒めましょう!認めましょう!「新聞を読んだり、読書をしたり、テレビを見たりする」ことで情報量を広げていることを、「私はこうやって情報量を広げています」と評価するか、私はそれしかやっていないと自分を下げるか。事実は同じなのに評価が違う、ということになりますので、褒めてください! ダイバーシティ組織というのは、一人ひとりの自尊心を高めることから始まるのです。多様性を作る一員として貢献するためには、本人が、「私は価値のある人間だ」と感じる必要があります。 やっちゃん24さんの成果を見るとわかりますが、自分の多様性を広げると、他人を受け入れてチームとしての力を高めることができるのです。これこそが、ダイバーシティ経営の4ステージ、ですね。 では最終日、金曜日にアップする4日目に向けて、皆さん自身が内側の多様性を広げることで「組織が変わった」「チームに変化が出た」というような周囲への変化があれば教えてください。やっちゃん24さんは、さらに具体例があれば、ぜひ。もし、うまくいかずに課題に当たっている方がいたら、そちらの投稿もお待ちしています。
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