イー・ウーマン（ewoman）

Willを共有する（marco302・海外・その他・39）

私の場合、部下が全員外国人で、阿吽の呼吸での意思の疎通はできません。なので、Willを明確にし、彼らと共有しています。そして、それによって私のWillは確実に動いて形となっています。製造業の海外拠点という立場上、自分のWillを実現させることはなかなか難しいのですが、私のWillを信じてついきてくれるローカルスタッフに支えられています。そういう意味では、私は、会社にとってなくてはならない存在のようです。

自負と謙虚のプロ意識（Ａ６Ｍ２・愛知県・54）

この仕事は自分にしかできないという自負心と、この仕事をあなたに任せたいという上司の期待の両方があって、モチベーションが生まれ、仕事を通じた成長があるのだと思います。ただ、仕事を任せて欲しければ、ささいなことでも手を抜かないという気持ちと、仕事に必要な知識は言われなくても習得するという自主性、視野を広げる為の自己啓発が必須だと思います。また、報いを求めない姿勢も大切ではないでしょうか。但し、目の前にいる部課長がダルでは、そんな気持にもなれないでしょうけれど。

まずは自分を認めることから（noriari・兵庫県・38）

社会人になるまでは、すべての面において人一倍認められたい気持ちが強くて、学校でも家庭でも自分の存在価値の有無で葛藤していました。他人の評価に振り回され疲れ切ってしまった時期もありました。が、自分自身がブランド価値のある人間になればその悪循環から抜けられると気付き、人のせいにしない発言・行動を心がけるようになりました。自然と自分の言動に責任を持たざるを得ない状況です。切望していた頃より、周りの評価が結果として着いてきていると感じます。

いてほしいという存在（SHOJIYU・神奈川県・50）

私は、前回のietaroさんの投稿が一番しっくりきました。「自分をリストラするような気持ちで業務改善を行い」は心に残ります。自分の仕事をシフト、自分しか出来ない仕事はなくし、です。会社にとってなくてはならない必要はないけど、いて欲しいという存在にはなりたいと思って仕事しています。

まだそこまでの人材ではない。（narumaihorn・東京都・27）

組織から不可欠とされる特殊技能や知識があれば話が早いのでしょうが、そうではない場合も「新業務の吸収力・人間関係への適応力・意識や向上心のセルフコントロール」を備えることで、長く組織から必要とされると思います。翻って自分は社会人6年目。もはや新人とは言っていられない段階ですが、まだ前述の３点を身につけられていません。意識的に業務に取り組みたいです。

会社が求める人物像（kopanda・東京都・40）

会社にとって「必要な人像」は日々変化すると思います。会社が「必要な人像」を明示し、それに近づけるよう自分が努力することで、気付いたら自分が会社にとって必要な人材になれたらハッピーです。私は経験と機転が自身の「売り」と思っていますが、若い人に比べると給与は当然高いです。もし会社が人件費抑制を重視し若さやフレッシュさを求めるならば、私は即不要でしょう。まさかと思いますが、この不景気、あながち現実かも……。

出世だけが評価ではないけど（日本のごみ・茨城県・46）

2:6:2のどちらの2にもいないと思います。思っていますが、同期の中でも取り残された1人という状態です。仕事ができないという評価はもらったことはありませんが、処遇は×です。与えられた仕事は無難にこなしているつもりですし、自分なりの味付けもして次につながる結果を出していると思います。毎年4月、9月の異動、昇進の時期になると憂鬱です。皆さんの前向きな意見をぜひ参考にしたいと思っています。

＋αの価値を産む人（のりお・神奈川県・43）

私は必須というほどの機能価値は備えてはいないと思います。私の所属する営業部門では、自分以外の人間もできるようにしておく必要があります。一方、アナリスト部門は大学講師をしていたり、業務上の必要性はなくても＋αの価値を産んでいます。組織の中で、この人しかできないという仕事は本来は作ってはいけないと思いますが、この人ではなくてはならない「only one」の価値がある存在は憧れでもあります。

たくさんのコメント有難うございます。
あなたが今の会社にとって必要な人材かどうかは、自分では決めづらいかもしれません。
そうでありたいけどそう思われているかどうか……
 
marco302さんのように、相手の立場にたってwillを明確にすることによって部下を動かしていく。お互いの目標がはっきりしているだけ、みんなの能力を終結しやすく結果もついてきますよね。
 
A6M2さんやnoriariさんも、まずは自分がどうありたいか、自分自身の能力や目指す自分のイメージを持つことが必要なのかもしれません。
もちろん、相手にも伝わらなければなりませんが、上司でも部下でも自分の目指している自分なりの目標をお互いが理解するだけでもかなり前進するのではないでしょうか。
 
必要のない人間など存在しません。個性や経験によって必要とされると感じる場面は違うかもしれませんが、自分がどう成長したいか、またはどの様な人材になってもらいたいかを伝え合う、willを確かめながら更にwillを動かしていくことは大切な気がします。
以心伝心できる相手ばかりの組織であれば簡単かもしれませんが、それは違います。
 
私も社員とのコミュニケーションを大切にしています。
10代から70代までの幅広い層の社員ですから、当然価値観も違います。同じ表現をしても人によってとらえ方も違うと思うので、自分の思い、相手の思いをしっかりじっくりシェアする時間を作っています。
 
会社をどうしていきたいか、どうあればいいか、その為お互いがどの様に努力し変化していく必要があるのか、具体的に目指す目標のイメージを共有することにより、お互いの大切さを再確認し、willを動かしているのかもしれません。心の通じ合いは大切です。
 
あなたは、今の会社になくてはならない存在ですか？

• 2010.11.05
• 伊藤麻美 日本電鍍工業株式会社　代表取締役