イー・ウーマン（ewoman）

弱虫ですが。（ユズコ・東京都・57）

心、身体の緊張が続いていることを感じています。まず深呼吸しています。不安はありますが、自分はひとりではないと思って、しっかり身体を休めること。しっかり食べることに努めていこうと思います。ともに歩んでいきましょう。

頭痛が（ゆいゆい・埼玉県・44）

地震の際には会社で夜を過ごしましたが、明け方に帰ることができました。子どもは主人が保育園に迎えに行けました。現在は通勤に苦労しながらも会社にきています。地震の不安がストレスになったのか（自覚はないけれど）、以前からの疲れが出たのか、ここ3日ほど耳の後ろから頭頂にかけてズキン！ズキン！という鋭い痛みがあり、薬を飲んでも治りません。血行をよくしようと体を動かしたり、薬飲んだり、睡眠を多めにしたりしていますが治らず、今までになかったのでちょっと不安です。

少し気をつけながら（ニューヨーク・東京都・37）

帰宅困難者へのボランティアを夜通ししたためか、花粉症のアレルギーが少しひどくなっているように思います。また、職場や生活が何となく落ち着かないので、今は平気ですが、突然に精神面に影響を及ぼさないか、少し気をつけています。浮足立たないよう、心配しすぎないよう、テレビのつけっ放しは止めたいと思います。

体が動かない日（marco302・海外・その他・39）

PMSかどうかわからないのですが、月1回、だいたい排卵日あたりに体が動かない日が出るようになりました。朝目が覚めるものの、金縛りのように体が動かない。起きたいのに起き上がれない。結局病欠として寝込むのですが、体調が悪いわけではなく、食事もとらずにひたすら眠り続けるという症状。年齢が年齢だけに、更年期障害などが心配になってきました。

わたしの元気の素（ともみん♪・埼玉県・41）

幸せなことに体はとても丈夫です。先週第3子妊娠を確認。気持ちを安定させて、出産に備えようとした矢先の大惨事。頻発する余震での寝不足、二転三転する停電や交通情報や仕事上の対応で気持ちは張り詰めっ放し。加えて原発の事故。自分ではどうしようもないことばかりが次々起こります。不安に押しつぶされないためにできることは、今目の前のことに集中。家族と心をひとつにすること。それがわたしの元気の素だと再確認したところです。

ヨガによる体調管理（キツネ・福岡県・34）

ヨガインストラクターをしているので、ヨガのポーズをとることで体を動かしたり、呼吸法等で身心の体調管理をしています。被災された方々には心の余裕がないかもしれませんが、伸びをしてみたり体をねじるなどの簡単なストレッチで体を動かしたり、深呼吸などで、体の中の滞りを減らして頂けたらと思います。

アホなことを一つします（みつや・山形県・47）

統合失調症と大地震のなかにいます。できるだけ日常生活を維持します。否定的なことは考えません。おもいきり笑います。アホなことを一回はする心のゆとりを持ちます。

地震発生から6日目を迎えました。被災地では、多くの方が避難生活を強いられ、十分な救援物資もなく、厳しい環境で過ごされていることを心からお見舞い申し上げます。
 
私の住む静岡県内の病院では被災地域の妊婦さんの搬送を受け入れたという情報などもあり、被災地以外での応援体制が実感されるようになってきました。
 
現在、円卓会議では約8割の方が健康について不安を感じている、との結果になっております。心身の緊張が続いているユズコさん、頭痛が止まらないというゆいゆいさん、帰宅困難者へのボランティア活動をして花粉症が悪化しているというニューヨークさんなど、やはり多くの方が今回の地震に関連して、心身に不安を感じているようです。
 
被災地では、ショックから母乳が出なくなってしまったお母さん達もみられる、との情報もあり、心理的ショックが身体に及ぼす大きさを感じます。
 
災害など大きな心身的ショックを与える出来事のあとは、みなさんが感じておられるような心身の反応（不安感の増強、神経過敏、睡眠障害など）は誰にでも生じうることであると思います。自分だけと思わず、自分だけで悩まず、家族や友人、同僚などと思いを共有し合いながら、乗り越えていきましょう。
 
今は健康に不安がないという妊娠中のともみんさんの元気の素は「家族と心を一つにすること」というように、精神的支えの大切さも強く感じます。
 
私自身、今回の地震の被害とは比較にもなりませんが、海外で一人暮らしを始めたばかりのころ、真夜中に近隣の大火災に遭遇したことがあります。真っ赤に染まった夜空のなか炎の熱を感じながら避難する時は恐怖心で身体が震え、無意識に涙がポロポロと流れ出ました。そんななか、初めて会う方々が「大丈夫だよ」と力強くハグをしてくれたときの心強さ、安心感は今でも忘れずに覚えています。被災地から離れている私達にとっては物的支援が中心になってしまいますが、被災地の方々が物資の支援に加え、何らかの精神的支援が得られるようになることを願ってやみません。
 
今回は地震に関連した健康不安に関する投稿を多くいただきましたが、marco302さんのように更年期障害が心配、というような震災がきっかけではなくても、不調を感じられている方からの投稿もお待ちしています。
 
健康に不安を感じられている方は、その不安、不安に感じる症状が起きている原因は何だと思われますか？　また、不安のない方、ぜひ現在の健康状態を維持している元気の秘密を教えてください。

• 2011.03.16
• 鈴木美香 医学博士　産婦人科医