イー・ウーマン（ewoman）

連休はどのように過ごされましたか？　ゆっくり休めてリフレッシュし、緊張から解放されて心の余裕を取り戻せた方も多いことでしょう。逆に普段とペースが違い疲れてしまったという場合もあるかと思います。
顔はどうでしょう？　顔つきや表情などで見た目の印象が大きく変わります。普段と生活が変わった時などは特に注意が必要です。
 
まずは自分の顔がどう見えているか、しっかりチェックしてみてください。普段よりもシャープさに欠けて締りがないように思えるようでしたら、顔が運動不足の可能性があります。
 
人と会う機会の多い方の場合、人に会うことで適度な緊張があり表情へも意識が向けられて、笑顔を心がけたりやる気を伝えるために引き締まった表情になると思いますが、その意識が薄れると、筋肉の動きが小さくなって表情の変化も乏しくなります。筋肉があまり動かないと血行が悪くなり新陳代謝がスムーズにいかず、老廃物の排出にも影響しむくんだ状態になることがあります。筋肉は使わないと、段々動きが悪くなりますから、表情筋など顔の筋肉をしっかり動かすことが大切なのです。
 
最近撮った写真を見て、「あれ、自分が思っていた表情と違う。」「笑ったはずなのに寂しそうに見える」「同年代の人よりも老けた印象に見える」周囲の人から、「疲れているんじゃない？」と言われることがよくある。思い当たることはないでしょうか。
 
健康状態はもちろんですが、顔つきは生活環境も影響します。忙しく自分の顔への意識があまりなくなる、人との関わりや話す機会が少なくない、心配やストレスがある時など、自分で気がつかないうちに自分が思っていることと違うメッセージが表情から相手に伝わっています。
 
日頃から表情豊かであればいいのですが、年齢とともに自分が思っているよりも表情が遠慮がちに動きも小さくなる傾向があります。顔も筋肉を使ってあげることで、筋肉の柔軟性や弾力が保たれ衰えを緩やかし、顔の印象も明るく若々しく見えるのです。
 
身体の健康やエクササイズへの意識が高まっていますが、顔のコンディション管理に関しても同様です。今回の円卓会議では、「顔のエクササイズ、していますか？」をテーマにみなさんと意見交換をしていきたいと思います。
 
最近、顔つきで気になることはどんなことでしょう？　表情で以前と比べて変わってきたことなどがあれば教えてください。皆さんの気になることやご意見をお待ちしています。

• 2011.05.09
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師