イー・ウーマン（ewoman）

顔をほぐすと気持ちが上向きます（SEKIYOKO・東京都・41）

納期がひっ迫していると、口角が下がって運気の無い顔になっています。トイレの鏡でそんな顔を見た時、エクササイズという程ではありませんが、時々大きく口をあけてみたり、ひょっとこのような口の形をしたりして顔をほぐすようにしています。心なしか口角がアップし、気持ちもちょっと上向きになったような気になります。

緊張の緩和（セラピストK・大阪府・41）

仕事柄、お客様に美容のアドバイスをする機会が多いため、自分でもエクササイズを実践しています。PCを使う機会も多いので、眼精疲労から眼の周りの疲れ、老け感が気になる場合は、エクササイズと併せ市販のスチームマスクなどで緊張を緩和するようにしています。またストレスを過度に感じた際は、奥歯をかみ締めたりすることも多い（そして顔のたるみがでる）ので、ストレスをあまり溜めないように、仕事や家事の合間に意識してリラックスの時間を設けるようにしてます。

顎の動きをトレーニング（RAY・埼玉県・37）

顎関節症で歯科医に相談したところ、顎の動く範囲が小さいと指摘され、普段から顎、口を動かすトレーニングをするよう勧められました。以降、毎日トレーニングするように意識しています（時々忘れてしまいますが）。 ファッション誌で目にしましたが、顔の筋肉も形状記憶されるとか？なので、口を大きく開く、口角を上げてスマイル（長年口角を上げるまで口を開けてこなかったせいか、なかなか上がりません。）を心がけています。

眉間のしわがくっきりはNG。（meguru・宮城県・35）

20代は接客業と趣味でゴスペルをしていました。30代で結婚・出産後は現在まで専業主婦です。身体も口も30代半ばでちょっと情けないですが、すっかり衰えを感じています。娘が2歳半を過ぎて、震災を経験し、すっかり疲れた顔になっていた自分がいました。朝起きて眉間にピキッと一本しわがくっきりはNGですね。この頃は某タレントさんの美肌本を見ては多少マネしてみたり。顔の筋トレ、必要と感じてます！

左右非対称（dokinchn・東京都・48）

顔は誰でも左右非対称ですが、最近ちょっと極端に非対称になっているので、とくに口角の上げ方、噛み方に注意しようと思っています。口内炎とかがよくできるので無意識に痛いのを避けているためそういう噛み方になっているのだと思いますが、時々鏡を見ながらなるべくアンバランスさがないようにしたいと思います。

様々なご意見をありがとうございます。Yesの方が35％ですが、内容が具体的なものが多く、自分の顔や表情をしっかりチェックしエクササイズを実践されていることがよくわかりました。他の方にも参考になると思います。
 
みなさんの投稿の中に、顔のエクササイズに関する重要なポイントがいくつか指摘されています。それは、リラックスを心がけ、緊張やストレスを解消することです。顔の様々な悩みや表情が乏しくなるのは、顔の筋肉の"こわばり“が影響しているのです。
 
筋肉は、使わないと段々固くなって動きが悪くなってしまいますから、日常生活の中で動かすことが大切で、普段の生活で動かす機会が少なければ意識的に筋肉を使うことが必要になってきます。
 
たとえば、口の周辺を動かして顔の筋肉をほぐすように心がけているというSEKIYOKOさん。セラピストKの実践例で、目の疲労回復には、目の周辺の筋肉を動かすことが効果的です。ストレスや何か我慢している時には、奥歯に力が入って顔の筋肉を引き下げてしまうので、たるみや老け顔に繋がってしまいます。
 
顔のコンディションをよくするためには、ストレスフリーでリラックスすることが大切です。顎に力が入って緊張状態が続くと頬の筋肉がこわばって、表情も固くいつも怒っているように見えてしまいますから、RAYさんのように、顎の動きをスムーズにすることを心がけるということは、いいですね。顎や噛むときに使う筋肉は、力が入りやすく口元や頬など顔全体の筋肉の動きに影響しますので、口角アップには、リラックスすることが大切です。真面目タイプや頑張り屋は、要注意ですよ。
 
顔の左右非対称が気になるというdokinchnさんの場合も、噛みグセが筋肉の動きの偏りに関係していて、口角の上がり方、唇の左右バランスにも影響しますので、左右同じように噛むことを心がけてください。
 
顔の筋肉でも、すべてバランスよく使っているわけではなく、動きやすい筋肉とあまり使わない筋肉があります。使えば発達しますが、使わないと衰えるという傾向があるのですが、眉間の筋肉は、無意識でも動きやすい場所です。怒りや悩み、ストレスなどが多い時には、ちょっとした感情の変化で動き、眉間にしわが入ってしまいます。
感情の表現のポイントとして、眉はとてもよく動いています。眉を寄せる筋肉も動きやすく眉間は引き寄せられてシワをつくりやすいので、気持ちを楽に気分転換の機会を多くすることも必要です。
 
日頃の癖や習慣が顔の筋肉の動きの妨げにならないように、気をつけてくださいね。
今日は、顔のエクササイズの背景を取り上げましたが、次回が最終議論の機会です。顔のエクササイズに期待することはどんなことですか？　顔に関してどのようなエクササイズなら実践したいですか？　みなさんのご希望をお聞かせくださいね。


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• 2011.05.13
• 菅家ゆかり フリーアナウンサー、表情アドバイザー・フェイスエクササイズ講師、声とことばの磯貝メソッド®正講師