働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3097 開催期間 2011年06月06日- 06月13日
貴重なご意見ありがとうございました。 不祥事、危機管理対応としてマイナスのイメージで語られることが多い「倫理」の問題ですが、皆さんの投稿から「一人ひとりの高い倫理観が働く人、企業、日本社会を元気にする!」との意を強くしました。 職場での倫理観が高まれば ・ 意思決定が速くなり仕事がうまくまわる (黄色い指輪さん) ・ 信頼、尊敬関係が生まれ、高収益の企業に生まれ変わる(marco32さん) ・ 風通しのいい職場になり、健全な身体と心で、楽しく仕事に挑む人が増える。 社員一人一人が社会貢献をしている意識をもてるようになり、 仕事の意義を見いだせるようになる(herba teaさん) ・ 社員のモチベーションがあがる(まおにゃん) まさに、職場の課題解決につながる、ビジネスと倫理は両立できるということですね! これまでの投稿でご指摘いただいたように、自分の価値観と職場の価値観との違いなど、倫理的葛藤を解決することは容易ではありませんが、「実務上、結果的に上司や会社のためにならないことがあれば、些細なことでも報告し、声を上げることが大事(バレアナさん)」、「倫理観を伝えるときも"タイミング"と"伝え方"を重視(真打さん)」など、一人ひとりの心構えや行動が、波紋を広げるように職場や社会を良い方向に変えていくのではないでしょうか? 企業に対する社会からの要請は、従来からの環境保護、地域貢献などに加え機会均等、セクシャル・ハラスメント対策、公正な競争など多様化しています。その要請に応え、ステークホルダー(株主、従業員、顧客、コミュニティなど)との信頼を高めていくためには、効率や競争力の強化だけでなく、「人間性」や「社会性」を重視したバランスの良い企業に、企業風土や価値基準を変えていく必要があります。 今こそ、「企業の存在意義」という原点に回帰し、自社が担っている「役割」や「使命」、そして社会的責任の土台となる「高い倫理観と行動」について、企業トップから社員一人一人が自ら考え、語り合ってみませんか。 来週火曜日のランチ講座では、この一週間の議論を踏まえ、コンプライアンス、CSRとの関係、社会的責任に関する国際規格(ISO26000)のことなどなど、皆様との対話を深めていくことを楽しみにしています。 一週間、ありがとうございました。★6月21日(火)、村松議長が火曜ランチ講座に登場! 企業で働く人がどのような倫理観を持ち、社会に対して出来ることは何か、一緒に考えてみませんか。
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