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会議番号:3772 開催期間 2025年04月04日- 05月30日
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今月の議長を務めている、ハーブコンシェルジュの小早川愛です。『春のハーブ栽培、知りたいことありますか?』について、ワクワクするようなご意見をたくさんいただきました。 ご参加に心から感謝申し上げます。 まず、暑さ対策に関するご意見が目立ちました。 地球交響曲さんからは「真夏の暑さで、育ちが悪いものも出たりする」 やっちゃん24さんからは「日照りの強さで枯れてしまう」 黒船さんからも「南向きのベランダで水やり頻度を工夫しているが、何度も失敗」 昨年は9月まで猛暑日が続いたこともあり、私の周りでも「10年以上順調だったベランダ菜園が全滅した」という報告のみならず、農場のハーブまでもが生育不具合に陥ったというほど、異常気象はハーブ栽培において大問題になっています。 猛暑日を乗り越えるために、真っ先にできることは遮光対策です。 ・30度以上の夏日はプランターを西や北側、あるいは室内に移動させる ・直射日光を遮断するすだれや遮光ネットを取り付ける DiamondBarさんからは、室内のプランターで毎日水やりしていたパクチー失敗談も届いておりますが、水のあげ過ぎだったのかもしれません。 ハーブは全般的に、乾燥を好む植物なのです。私たちは小学生の頃から、朝顔に毎朝水を与える経験から、「毎日の水やりは絶対欠かせない」という常識がありますが、地中海性気候を好むハーブは全般的に乾燥を好む植物なのです。 特に真夏は土表面が乾いているせいで、1日に2回も3回も水を与えた結果、根腐れを起こすことがあります。心配な場合は、土表面から割り箸を入れて、土の中の状態を確認すると良いでしょう。表面は乾いていても、土の中が湿っていれば、頻繁に水やりしなくても問題ありません。また、昼間の水やりは水の温度があがり、根っこを傷つけてしまうので、早朝か、夕方を選ぶと作業的にも楽ですよ。 また、室内栽培のデメリットとしては、光合成パワーがダウンすることが挙げられます。光の当たる窓辺に移動したり、午前中だけ、太陽の当たる屋外に移動するだけでも、元気を取り戻すことが期待できますよ。 最近はシェア畑や貸し農園が大人気なこともあり、「地植えか、プランター栽培か?」というご質問を頻繁に頂きますが、庭や畑に地植えする方が圧倒的に元気に勢いよく育ちます。また、頻繁な水やりが必要ない場合もあります。農場では水やりを一切せず、恵の雨のみで育てている露地栽培エリアがあるのですが、土の奥深くまで水分を蓄えるので、夏場でも地植えハーブは元気です。土の状態や方角なども関係してはきますが、家庭菜園においても頻繁なゲリラ豪雨を味方につけ、水やりは必要ないと豪語する栽培上級者もいます。 一方でプランター栽培は移動できることで、ゲリラ豪雨や35度以上の直射日光からハーブを守ることが可能です。根を思いっきり広げられるスペースに限りがあるため、地植えに比べると成長速度はスローですが、A4サイズでも手軽に育てられるので、栽培初心者には、最も丈夫なローズマリーのプランター栽培をお勧めしております。 そして、議長がついつい張り切ってしまうNOの投稿も、Tosukuさんからいただきました。ありがとうございます! 「ハーブといえばエッセンシャルオイルが思い浮かびますが、余り効果を感じません。」とのこと。ハーブの最大の魅力は香りであることは間違いありません。エッセンシャルオイルと唯一違う点は、食べたり飲んだりできる点です。ハーブをワシワシ食べたり、ぐびぐび飲んだりするためにも、家庭菜園にトライしていただけたら嬉しいです。 Kylinさんからは「和の七草にも注目したい」という素敵なご意見が! 昨今はジャパニーズハーブということで、大葉、ネギ、ミョウガ、ネギ、ミツバなどにも注目が集まっています。西洋のハーブのみならず、日本由来の香りを感じる和ハーブも家庭菜園で育てられますので、ぜひ挑戦してみていただきたいです。私のおすすめは赤ジソです。 3日目に向けて、これまた春夏のお悩み相談で多い「雑草や虫との戦い」について解説していければ幸いです。苦労したエピソードや失敗例についてもぜひお聞かせください。また、昨年から継続してハーブを順調にお育てになられている真打ちさん、blueberry53さん、その他の方も、春栽培で育てたいハーブをぜひお聞かせくださいね。★小早川議長の過去の円卓会議より・秋のハーブ栽培、挑戦したいですか?・ハーブを生活に取り入れていますか?<運営事務局より>・4月25日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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