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会議番号:3785 開催期間 2025年11月07日- 12月26日
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皆さん、こんにちは。税理士の板倉京です。 1か月よろしくお願いします。 今回は『生前贈与の注意点、ご存じですか?』というテーマで円卓会議を進めてまいります。 さて、皆さんは、生前贈与のご経験はありますか? 多くの場合、『相続対策のために』行う生前贈与ですが、ルールを無視して進めてしまうと、対策としての効果がないどころか、かえって家族間のトラブルに発展してしまうケースが少なくありません。 トラブルになりやすいものの一つが、「名義預金」。 「名義預金」とは、口座の名義人と実際のお金の所有者が違う預金のことです。 例えば、父親が毎年110万円ずつ贈与し、息子名義の口座へ入金しているとします。 しかし、その通帳や印鑑を父親が管理し、息子さんがその口座を自由に利用できない状態であれば、それは贈与とは認められません。 このような場合、息子名義の預金であっても、実質的には父親の預金とみなされ、父親が亡くなった際に、相続税の対象になってしまいます。 また、特定の子どもだけに偏った贈与が、きょうだい間の不信感を生み、結果的に“争族”につながってしまう こともあります。 それ以外にも、贈与を有効な相続対策とするためには、知っておきたいルールがあります。 『家族のために相続対策を』『早く財産を渡してあげたい』といった親の思いが、 『家族を困らせる結果』にならないために……。 税務署に否認されないための「正しい手続き」はもちろん、より有効な生前贈与とするための工夫、そして「家族の絆を守る工夫」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 まずは、皆さんにお伺いします。生前贈与の注意点、ご存じですか? YES「知っている」方は、あなたが知っている注意点や、すでに生前贈与を実行されている方はどのような形で行ったのか、特に「気を付けたこと」や「工夫した点」を教えてください。 NO「知らない」方は、生前贈与に関して「疑問に思っていること」や「聞いてみたいこと」があれば、ご質問ください。 生前贈与をしたことがある方もない方も、そして検討中の方、あるいはまだ検討されていない方も、その理由や、生前贈与に対する率直なご意見をお聞かせください。 みなさまのご意見をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。★板倉議長のバックナンバー・おひとりさまを楽しむお金。準備していますか?・相続について、家族で話し合っていますか?・人生後半を楽しむお金。準備していますか?<運営事務局より>・11月28日(金)まで全4回、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。・投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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