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会議番号:3124 開催期間 2011年10月24日- 10月31日
TPPは「環太平洋パートナーシップ」と言うそうです。パートナーになるとどうなるのか。いかなる責任を負い、どんないいことがあるのか。まだ分かっていません。参加国が話し合っている最中だからです。 昨年11月にこの円卓会議で「TPP参加、賛成ですか?」(藤田正美議長)という会議を開催したときは、7割近くがYESという投票結果でした。 賛成か、反対かを問うのは、中身を確かめてから、というのは当然のことですが、敢えてここで問います。「協議に参加すること」に賛成ですか、反対ですか。 野田佳彦首相は「協議に参加したい」と踏み込みました。前任の菅直人首相は、「ある意味の黒船」と位置づけ「国を開く」ためにと、TPPの一翼を担う覚悟を表明したのと比べるとやや慎重ですが、協議の先に参加を念頭に置いているように見えます。 民主党の中には「参加反対」の声が根強く、参議院選挙ではマニフェストに載せませんでした。自民党も共産党も社民党も反対。賛成はみんなの党ぐらいです。 最大の障害は「農業問題」とされますが、医療制度や金融制度、政府調達など、協議の方向によっては今の仕組みが危うくなる、と懸念する人は少なくありません。その一方で、変化にさらすことでビジネスは強くなる、という考えもあります。 あなたはどう考えますか。交渉に参加したほうがいいか、そんな危ない交渉には行かないほうがいいか。 グローバル化が言われる世界の中で日本はいかなる立ち位置を取るべきか。自由化、市場競争をどう考えるか、ということともつながる課題です。斬新な意見をお待ちしています。
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