働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3177 開催期間 2012年06月22日- 06月29日
発声を取り上げた円卓会議も最終回を迎えました。皆さんからいただいた投稿の数々、とても具体的な例が多く、コミュニケーションで声の重要性を実感されていることが伝わってきました。一週間お付き合いいただき、ありがとうございました。 聞き手に話の内容を伝えるためには、声のトーン、相手が聞きやすい声量、話すスピードや間の取り方など、声や話す環境を意識することが、重要です。 みなさんからは、伝える相手の立場を考慮し、相手の胸に響くように話す。聞き取りやすい話し方をする。電話で会話する時には、笑顔で話し心地よい声で応対する。声からは感情や気分が伝わりますから、自分本位ではなく声を届ける相手にとって心地よく、負担にならない声を心がけているという日頃の実践例をご紹介いただきました。 日々習慣にして実践すること、相手への声の心配りができると、相手からの信頼を高め自分も声を出すことで気持ちが安定して、話す内容に対する理解も深まり、自信にもつながります。 相手に伝わる声はどんな声かというと、伝えようとするエネルギーが高い声です。エネルギー高めるには、相手に聞いてほしいと欲することや声をどのように出すかを意識して実践することも、有効です。自分の声がどのように相手に聞こえているかを意識すること、自分の声を聴くことが基本です。普段どんな声を出しているかをチェックし、どのような声が聞き手の耳にしっかり届くか、声のコンディション、伝わる声の質を高めると人間関係も円滑になるという好循環が生まれます。 声のエネルギーを高めるために、忘れてはいけないのは呼吸です。腹式呼吸で身体の内側の筋肉を使って声になる息を下腹に向かってたっぷり取りこみ、しっかり息を吐いて声にしていくのです。 気持ちが不安定だったり、自信がない時、緊張すると呼吸が浅く、十分に息を取り込めません。呼吸を整え、吐く息をしっかり支えて、吐く息を有効に声に替えることができると声のエネルギーが高まり、聞き手に伝わる力もアップします。 伝わる声を習得するには、身体を動かして呼吸法や聞きやすい自分の声を見つけ、楽に声を出す発声法などを実際に体験することが有効です。 7月28日に東京で開催される国際女性ビジネス会議では、声と表情トレーニングのワークショップを行います。身体を動かして日常生活で実践できるポイントをご指導します。関心がある方は、ぜひ一緒に、伝達力をアップする声と表情のトレーニングを体験しませんか? ご参加お待ちしています。
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