働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3205 開催期間 2012年11月30日- 12月07日
けっこう賛成が多いのにびっくりしました。それだけ、日本では、母親が小さな子どもを抱えながら、キャリアで働くことが困難な状況が深刻化していることがわかります。 やはり、海外でもここ20年の間に外国人メイドが増加しているのは、産業構造の転換によって、働く時間が不規則になっていることも一因です。専門職やサービス業が主流になる時代には、働き方は皆同じではありません。医療機関や外食、販売、接客業などでは、土日や夜も働く人が必要です。わが大学でも土日の行事がけっこう入って、教員や事務職員も出勤する日が出てきています。マスコミ業界でも土日や夜取材が入ることもあるでしょう。総労働時間は変わらなくても、時間的に不規則な勤務が増えるのが新しい経済の特徴です。 しかし、現在の日本の公的な保育システムは、「朝定時に出勤、夕方定時に帰って、土日は休み」という働き方のみに対応しています。新しい働き方に対応していないのです。今までは、そこを埋めるのは、元気な祖父母か、高額なベビーシッターサービスか、劣悪な環境のベビーホテルに頼らざるをえませんでした。 外国人メイド、と言う選択肢は、「経済的な理由」に尽きるでしょう。marco302さんの意見のように、英語を学ばせることができるのも一つの理由ですが、やはり、普通の共働き夫婦の収入で払える金額でも、喜んで来てくれるというのが、発展途上国出身の外国人メイドを導入する最大の理由です。もちろん、そのため、反対のみなさまが言うように、日本人労働者の賃金が下がる可能性もあります。では、利用料=賃金がどの程度なら、妥当なのでしょうか。あなたはどう思いますか?【山田議長の過去の円卓会議より】◆今の仕事を辞めて、専業主婦になりたいですか?◆あなたは今、幸福だと思いますか?
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