働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3230 開催期間 2013年04月26日- 05月03日
今回の『食事・料理を通した健康について、パパ(夫)と話していますか?』の投票結果は、Yes63%、No37%となりました。ゴールデンウィーク中にもかかわらず投稿いただきまして、誠にありがとうございます。 Yesの方の中のコメントを拝見していると、話はするが、具体的に健康についての取り組みまでいたっていないコメントが多くありました。 そう考えると、働き盛りの男性の半分近くは、食事や料理を通した健康について自ら取り組むことをしていないかもしれません。 それでは、投稿を見ていきましょう。今回も健康に気を使っている女性から具体的なアイデアや事例をいただいています。 にしひがしさんは、お互いの家庭でどんな料理を食べてきたのか話をされるそうです。お互いに育った環境が違うと、食文化も変わってくるでしょうし、昔ながらの伝統食の会話にもつながるでしょう。「食」についての会話ができることは、最低限必要なことですね。 まおにゃんさんは「夫婦で料理を作り、お互いの献立を意識してメニューを変える」ことをされています。素敵なご夫婦ですね。日々の習慣として会話に、役割分担に取り入れるのはとっても自然です。 Mayupyonさんからは、外的要因をあげていただいました。自分を振り返っても、今の40代は「栄養」に関して学んだことが少なく、聞きかじった偏った情報をそのまま実践している人も多いでしょう。大切なのはカロリー量だけでなく、バランスのいい栄養を摂取しているかです。 Zonnetjeさんの「かくれ栄養士」の考えはいいですね。大人から子どもまで、自分の考えを押し付けるのでは、相手は動いてくれません。まずは自分が変わることが、うまくいくコミュニケーションです。「また男性陣には食事をほめることを覚えていただ きたいです。」の声はしっかり受け止めました。心して、パパ料理研究家として伝えていきます。 ぴょこんさんの夫のように、完璧な栄養管理をデータをとりながらされている人もいらっしゃいます。本来ハマりやすく、データや数字にも強い男性ならではの方法かもしれません。夫婦でいい役割分担になられていますね。 Junetさんのように、日々食事や料理が自分の体に大切なことをわかって実践されているかたは、病気になりにくい体になっていかれることでしょう。 皆さま投稿誠にありがとうございました。 今回のテーマは、『食事・料理を通した健康について、パパ(夫)と話していますか?』とういことで、まずは皆さまがどんな話をされていて、どのような状態なのか知りたくてお伺いしました。 その結果、日々「食べる」ことは欠かせなくても、その内容や、健康について生活の中で語り、意識することは、試行錯誤のようです。 子育てもそうですが、自らの親から教わる以外、食について学ぶ機会が非常に少ないからではないでしょうか。 今、小学校等で盛んに「食育」という言葉が使われ、実践されていますが、私はむしろしなければいけないのは、男性とくにお父さんだと思っています。 会社経営がうまくいく要因があれば、失敗する要因もあります。ビジネスを学ぶように、体の経営方法を学ぶことは、大病を患わずに健康ですごすために絶対に必要なことです。 それにもかかわらず、多くの場合「病気」になってから気づき慌てて学ぶケースが実態でしょう。放漫経営をしていたことで、倒産寸前になってから急に財務状況の改善や、人材育成しようとしても間に合わないのです。 そこに気づくためには、日頃からの「食や料理を通した健康について」まずは話すことが必要でしょう。いっしょに食卓で食べる一家団らんが大切なのです。 仕事中心のスケジュールによって、食事をきちんととる時間も確保されず、生きるために働いているにも関わらず、一番大切な「体」や「心」が保たれないのでは本末転倒です。ワークライフバランスと「食」「料理」はつながっているのです。 時短や残業しないなどの、業務効率化を会社だけのためにしてはいけません。食を大切にし、いつまでも健康で仕事を続けるためにも、どうしたらいいのか、もっと世の中全体でも議論していきましょう。 そんなきっかけを増やすために、「パパごはんの日」プロジェクトを立ち上げ、毎月第1日曜日を「休日パパごはんの日」、第3水曜日を「平日パパごはんの日」とし、パパ料理を作ってもらうきっかけを増やす活動もしています。 「お父さんの栄養学」、「パパの食育」の興味や理解が広がることで、みなさんのパートナーが自分自身で健康管理を意識し、それが子どもたちにも伝わっていく世の中づくりをこれからも行っていきたいと思います。★こちらもご覧ください〜滝村議長の過去の円卓会議より・家族の関係、パパ料理で変わりますか?・料理は、仕事力を高めますか?
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