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会議番号:3252 開催期間 2013年08月16日- 08月23日
たくさんの投票・投稿ありがとうございます。 漢方を使ったことがある方は、婦人科(みいみさん、月のしずくさん)、皮膚科(まゆままさん)、漢方医(marronitaさん、TinaLohasさん)、漢方薬局(いのくちさん)、漢方ブティック(アリーmyラブさん)などで勧めたことがきっかけとなっていることが多いようです。 一方で、漢方を処方してくれる医療機関があまりない(mumuさん)というご意見もいただきました。漢方内科や漢方薬局などと看板を掲げているところはわかりやすいですが、そうでない場合、漢方での治療の可能性を訊きたくても訊いてよいものかどうかもわからないかもしれません。 ある患者さんからは、「乳がん術後のホルモン治療の副作用に対して漢方を処方してくれないか、と主治医に相談したところ、漢方なんて効くわけがない、と言われてしまった」という経験を伺ったこともあります。まだまだ漢方の有効性に対する医師側の理解も様々であると思いますが、近年、医学部での教育カリキュラムに漢方医学も組み込まれてきましたので、漢方を理解する医師も増えてくることを期待したいと思います。 また、日本東洋医学会のHPでは、全国の漢方専門医の検索ができますので、受診先を検討する際には参考になるかもしれません。 漢方の診察も漢方処方も基本的には健康保険の適用を受けられますが、お一人に対して十分な診察時間を確保するために自由診療(自費)を行う医療機関や、保険適用外の漢方薬を使用する場合もあります。漢方薬の種類も大きく別けて「煎じ薬」と「エキス製剤」の2種類があります。煎じ薬はお湯で煎じて服用しますが、エキス製剤(顆粒・錠剤・内服液など)は煎じる手間がなくそのまま内服できるので比較的便利です。不安や疑問がある場合は、事前に確認をした上で受診されると安心です。 marco302さんやmumuさんのようにドラックストアで市販のものを使用している方もいらっしゃいます。最近はテレビでも、市販の漢方薬のコマーシャルをよく見かけるようになりましたし、ドラックストアにも漢方のコーナーができてきて、より漢方が身近に感じられるようになりました。ご自分の体質(体質の診方として、代表的なものの一つは「気・血・水」のバランスを診る診方があります)がわかれば、市販薬でセルフケアができます。 漢方では、西洋医学とは異なった診方で病気や健康状態を捉え、同じ症状でもタイプが異なれば、合う漢方は異なりますので、セルフケアで症状がなかなか改善しない場合、病気の疑いがある場合は医療機関を受診することが望ましいです。 今回の投稿の中でも、漢方の使用経験がなくても、「必要であれば是非使いたい」「次の診察で医師に相談してみたい」などのご意見がありました。そこで、みなさんにお伺いします。 漢方についてどのような情報がもっとあればいいと思いますか。漢方そのものについて感じている疑問、知りたいことがあれば、お教えください。 婦人科系の健康管理で漢方を使用したことがない方も、他の症状での使用経験があれば、それについて教えてください。また、漢方は使用していなくても、実は漢方的な健康管理(冷えに対して身体を温めるために生姜湯を飲むなど)を行っていることもあるかと思います。そうした経験もあれば教えてください。★こちらもご覧ください!〜鈴木議長の過去の円卓会議より〜・いきつけの婦人科、ありますか?・婦人科検診について情報交換できる友人がいますか?・女性の健康管理の補助制度、活用していますか?
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