働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3262 開催期間 2013年10月04日- 10月11日
こんにちは、国学院大学神道文化学部教授の井上順孝です。 1980年代以降、日本人と外国人のつきあいは、急速に広がりました。外国人の日本への留学、日本人の外国への留学が増えました。国外で働く日本人も日本で働く外国人も増えました。また国際結婚も増加し、現在ではおおよそ20組に1組を超える割合になっています。今後もこの傾向は続くでしょう。 こういう状況ですから、現代日本では外国人とまったく接触したことがない人などいないと思います。また外国に行けば、否応なく、さまざまな国の人たちとの付き合いが待っています。欧米ならキリスト教が支配的ですが、中東はたいていがイスラーム圏になります。東南アジアなどは、支配的な宗教がイスラーム、上座仏教、ヒンドゥー教、キリスト教などと、国ごとに異なっていて、まさに宗教のモザイク状態です。 仕事上、あるいは日常の生活の中での外国人とのつきあいに際して、ときには宗教に関する話題が出たりすることもあるかもしれません。宗教に関わる場面に出くわすこともあるでしょう。 では、あなたは、常日頃、外国人とのつきあうときに、宗教について意識していますか? つまり、相手の宗教によっては、気を付けなければいけないことがあるとか、相手の文化を理解しようとするときには宗教のことも関係してくるのだとか、日ごろ考えているかどうかです。あるいは外国人と付き合っていく上で、自分自身、あるいは日本の宗教文化についてきちんと説明できた方がいいと思っているでしょうか。 自分の今の態度や心構えに即して答えていただけばと思います。そしてこのテーマについての感想や意見を、できれば体験を踏まえて述べていただければ幸いです。 ★井上議長の新著のご紹介『要点解説90分でわかる! ビジネスマンのための「世界の宗教」超入門』 井上順孝編著(東洋経済新報社) ★井上議長の過去の円卓会議より・式年遷宮の年、伊勢神宮に参拝したいですか?・寺や神社、あなたの生活にとって必要なものですか?
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