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会議番号:3262 開催期間 2013年10月04日- 10月11日
イスラム教は、これからの日本人にとっては宗教を考えるときの一つの大きな課題になりそうです。これまでとは違い、実際にムスリム(イスラム教徒)と接する場面は国内外で増えると思います。 ムスリムの宗教に対する態度は、日本人とは大きく異なりますから、基本的なことだけでも知っておいた方がいい時代になったと言えるでしょう。 <Winterfresh>さんは、イスラム教における殺人の肯定の例をあげていますが、たぶんジハードのことだと思います。確かにイスラム教徒が関係したテロの報道などがよくありますが、イスラム教は殺人を肯定する宗教だというふうに短絡的に考えない方がいいと思います。 <miyupyom>さんはイスラム教における女性の活動の制限について触れています。これも日本人からするととても窮屈な話です。しかし日本も戦前は女性には選挙権がなかったですし、女性の権利は非常に弱いものでした。極端に違う世界というわけでもないのです。 イスラム教に限らず、話が複雑になりそうだと、<おひさまようこ>さんの言うように「触らぬ神にたたりなし」という態度も生まれてくるかもしれません。しかし、これは主として個人と個人の付き合いの場面を想定しているようにも思えます。 たとえば外国人が多く参加するパーティや各種の会議、外国人の子どもたちが増えたときの学校での問題(たとえば給食の内容など)といった否応なく直面する宗教文化の問題も、今後はいっそう増えてくると考えられます。<おれんじ78>さんがあげている職場における例もそうです。 そうしたむしろ集団として向かい合わなくてはいけないような場面とか事態というのをあげてもらって、そういう事態が増えることに対しどう備えるかといったことも含めて、自由に意見をいただきたいと思います。思考実験のようなつもりで参加してもらってもけっこうです。★井上議長の新著のご紹介『要点解説90分でわかる! ビジネスマンのための「世界の宗教」超入門』 井上順孝編著(東洋経済新報社) ★井上議長の過去の円卓会議より・式年遷宮の年、伊勢神宮に参拝したいですか?・寺や神社、あなたの生活にとって必要なものですか?
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