イー・ウーマン（ewoman）

何の疑問もなく（Jerryb・東京都・46）

以前から株と債券を持っているので、口座のある証券会社で手続き済みです。今年、利益が出そうなので１つ売って、来年NISAが始まってから、その時の状況を見て買い戻すか、新しい銘柄を購入しようと思っています。

様子をみていたのですが（tibiko・大阪府・43）

利用している証券会社から、開設申込はまだだけど、先に住民票を送付すると手続きがスムースになるとのことで、先に住民票を送っていました。対象が増えたり、複数持つことができるかもという情報があったので、少し様子をみていましたが、ある雑誌で、もしNISA口座を利用するなら、1単元10万未満の会社×10銘柄にするという記事を読んで、長期保有分をおいておくために利用しても良いかと思い、証券会社に申込をしました。

資料請求しました（綾ooo・東京都・36）

株主優待を目的に少しだけ株を持っているので、円卓会議の内容を読んで、今利用しているネット証券に、まずはNISAの資料請求をしました。忙しくてほったらかしだったので、良い機会だと思って勉強したいと思います！！

申し込む予定です（レッズ・埼玉県・32）

すでに利用している店舗型の証券会社から、何度も勧められました。得をすることはあっても損をすることはないだろうと思い、申し込もうと考えました。預金をしていてもお金は増えませんので、投資は無理しない程度でやっていこうと思っています。住民票も入手して書類を作って送るだけというタイミングで、この円卓会議が始まりました。一週間の議論を踏まえて申し込もうと思います。

メリットが感じられない（佳華・広島県・51）

数社の投資信託を買っているので、どこか一社に絞らなければならないNISAは迷って、まだ申し込んでいません。それに、長期投資で5年以上は据え置くつもりですし、もしも売買したときでも損した場合の合算ができないなど、正直メリットはあまり感じないです。

投資には消極的で（いのくち・東京都・47）

5年くらい前ですが、投資を勉強し、自らやってみようと思ったことがあります。そのときは口座開設まで一気に進めましたが、いざ銘柄を選ぼうとしてもピンとくるものがなく、人からアドバイスを受けてみたのですが、逆に億劫になり、そのままやめてしまいました。おそらく、性格が向かないのだと思います。NISAは税制面での優遇があるかに見えますが、今の私にとっては何のプラスにもなりませんので手を出さないと思います。

非課税メリットが強調され過ぎ？（マりりん・東京都）

初心者で売却のタイミングが分からないと、5年間保有し続けている可能性が考えられるが、損が出ている状態で一般口座へ移した後、価格が回復すると課税されるとのこと。過去の投資で何回か損をしているので、当初の購入金額まで回復しない場合でも課税される可能性があるというデメリットに不安を感じ、口座開設する決心がつかない。

小額過ぎる。（marco302・海外・その他・42）

私も2社からNISAの申込書が届きました。年間100万円以下の投資では小額過ぎ、免税になってもその課税に対する免税インパクトが少ないため、申し込んでいません。投資自体、余裕資金で行うものですし、また、元本が目減りすることもあるわけですから、税金も含めて投資と考えています。

みなさん、こんにちは！　投票と投稿をありがとうございます。
 
「YES」の方の投票が少し増えたようですね。「Jerryb」さん、「tibiko」さん、投稿もしていただき、ありがとうございました。2日目の、「もいすちゃあ」さんもそうでしたが、すでに申し込んだ方は、いま利用しているところでNISA口座も開設した、というのが多いようですね。
 
NISAのスタートと同時に、来年からは譲渡益や配当金、普通分配金に対する税率が、約10％→約20％に引き上げられますので、現在の利益率と、再投資する商品（株式や投資信託）の手数料率によっては、「Jerryb」さんのように「税率の低い年内にいったん売却して、来年のNISA口座などでの投資資金にする」というのは、とてもおすすめです！
 
「NO」の方からの投稿もたくさんいただきました。とくに本日は、NISAに対して消極的、否定的なご意見も多く寄せられたようで、これは非常にありがたいです。
 
実は、4日目に指摘させていただこうと思っていたのですが、「非課税メリットが強調されすぎ（マりりんさん）」という点は、議長もその通りだと思います。かつてみんなが利用できた「マル優」（＝預貯金の利子に対する非課税制度）の場合は、利息は必ずもらえましたので絶対にメリットがあったのですが、NISAは「投資で利益が出た場合」にメリットがある制度です。利益が出なければメリットがないどころか、不利な面も多いんですね。
 
ただ、利益が出る可能性を高めるための対処法はありますし（4日目でお伝えします）、何より投資をする方にとって、「１人当たり５年間の総額では500万円（100万円×５年分）」という非課税枠は魅力です。スタート時点では、延べ10年間だけの優遇制度ですが、当初は同じように期間限定だった本家のイギリス（「ISA」という非課税プログラムがある）では、現在は恒久化され、投資期間（非課税期間）は無期限となっています。おそらく日本もそうなるでしょうね。
 
さて、ここからは、まだ迷っている方に対するアドバイスです。
 
議論を活発にするため、あえて順序を逆にしたのですが、実は、NISA口座を選ぶ際には、最も大切なポイントがあります。それは、株式に投資するか、それとも投資信託だけか、という点。株式にも投資したいなら、証券会社のなかから選ぶことになりますからね。
 
また、「投資する商品などは自分自身ですべて判断できる」、「電話や店頭などで相談に載ってもらいたい」のいずれなのかによって、選ぶべきところは変わってくるでしょう。前者であればネット証券なども候補に入りますが、後者の場合は店舗を持っている証券会社や銀行などから選ぶのが無難です。
 
さらに、投資信託に投資する場合は、以下の点も確認しておきたいですね。
 
・取扱うファンドの種類と本数は十分か？　また、手数料の優遇等はあるか？
・ノーロード投信（購入時の手数料が無料の投信）がどれくらい含まれるか？
・積立投資（毎月の定額投資）ができる投信が、どれくらい含まれるか？
 
さて、皆さまから投票＆投稿を頂戴できる時間も、残り短くなりました。
 
あなたは、「NISA（少額投資非課税制度）」の申込みはしましたか？
 
YESの方は、どこで申し込んだのか、なぜそこにしたのか、また投資対象は株式なのか投資信託なのか、
NOの方は、その理由（忙しい、どこにするか迷っている、興味がないなど）について教えてください。
疑問点や、ご質問があれば、できる限りお答えいたしますので、そちらもどしどしお寄せくださいね。
 
それでは、引き続き、投票＆投稿をよろしくお願いいたします！


★浅井議長の過去の円卓会議より
・いま、投資信託を保有していますか？
・これ以上の円安を望みますか？
・今年はお金を増やせそうですか？

• 2013.10.16
• 浅井秀一 ストックアンドフロー代表取締役　ファイナンシャルプランナー