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会議番号:3305 開催期間 2014年08月01日- 08月08日
みなさん、こんにちは。2年ぶりの登場となります、宮城県父子の会 代表、NPO法人全国父子家庭支援連絡会 理事の村上です。1週間みなさんと一緒に「父親が子育てしながら働きやすい社会」の実現について考えて行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 前回は2012年5月の円卓会議で、「父子家庭について意識したこと、ありますか?」をテーマに意見を交わしました。1度目を通していただいてから今回のテーマと向かい合っていただけると、より伝えたい事が消化しやすくなるかと思います。 私は困窮する父子家庭への支援拡充を求める政策提言の活動に従事してきました。お蔭様で、今年度10月に、前回の円卓会議でご紹介した課題をクリアすることが出来ました。 私が活動を通して見てきた男性社会は非常に脆く、「働く経験値」のみを積み重ねてきた男達は「子ども達のタイムスケジュールに合わせた働き方の見直し」を迫られました。仕事を優先すると、育児や地域での参加が難しくなり地域で父子は孤立し、子育てを優先すると、職場では使えない奴という烙印を押され職場で孤立しがちです。 ひとり親家庭の貧困率54.6%に現された「ひとり親」家庭が直面する問題、それは「ひとり親家庭」だけの抱える問題でしょうか? 私は「子育てする父や母」にとって自分を写す鏡であると思わずにはいられません。 安倍総理は「女性にとって子育てしながら働きやすい環境整備を行う」と宣言しました。その環境整備を行う為には、「男だから、女だから」と言った旧来の価値観を男性社会からも払拭する必要があります。だからこそ私は、本当に必要な宣言は、「男性にとって子育てしながら働きやすい社会の実現の為の環境整備を行う」ではないかと思います。 そうした社会は、ひとり親家庭にとっても、女性にとってもフェアな労働環境の実現へと繋がって行き、家族の地域の社会の総合力を高めていく事に繋がって行くと考えています。 そこで皆さんに質問です。「父親が子育てしながら働きやすい社会」。実現への良い知恵ありますか? また、実現するためには、どのような取り組みが必要でしょうか。 みなさんの率直なご意見をお待ちしております。★村上議長の過去の円卓会議父子家庭について意識したこと、ありますか?
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