働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3353 開催期間 2015年07月10日- 07月17日
たくさんの投稿、ありがとうございます!「普通の人の暮らしや気持ち」を、明確にイメージして頂けたようですね。 唐突ですが、この円卓会議を読むこと自体が『知る』という国際貢献になっていると、胸を張って頂きたいです。JENでは『誰でも今日からできる国際貢献』として5つの方法をお伝えしています。それは『知る、動く、続ける、忘れない、伝える』です。 今回の投稿のほぼ全員の方が、お金や本の寄付に触れていらして『動く』も同時に実行されたと知り、心強い限りです。unagi さんの様に、関心を寄せることは『知る』『続ける』『忘れない』に不可欠です。いぬいるかさん、あさーかすさん、blueberry53 さんくらいご存知なら『伝える』もすぐにやって頂けそうですね。 あさーかすさんの様に自身の暮らしに置き換えて『まずは生きる基本である衛生的な環境づくりから』と考えれば、普通の人の普通の暮らしをイメージし易いと思います。今住んでいる自分の家が破壊されてしまったら、それが何十万軒もあるとしたら…と考えれば、空爆にさらされているのは過激派だけでなく民間人でもあるといった被害の様子まで想像が及ぶのではないでしょうか。 すると、戦禍の下で暮らす人々の気持ちも見えてきます。敵味方の区別がつく状況であるかどうかは別として、誰がどういう意図で放った砲弾であっても、訳もなく自宅を破壊する行為を甘んじて受けられる人はいません。だからこそ、武力行使は悲しみと憎しみの連鎖を生み、次の武力行使の種まきとなってしまうのです。正義の戦争はない、というのが戦闘から逃れてくる方々を支援してきた私の持論です。 また、みろろんさんの投稿の様に、脳性まひサッカーの大会であろうと、本国が厳しい状況にあろうと、いやむしろ、厳しい状況にあるからこそ、ビザが下りないという矛盾があるのが現実です。善意だけで世界が動いてくれればよいのにと、本当に残念です。 その意味でもCostas さんの『イラク戦争荷担の公式な検証・反省』と『武力に拠らない外交を貫く』というマクロの二点は、まさに正鵠を射たご指摘だと思います。 そして日本は、長い年月と気の遠くなる様な数の人々の努力の積み重ねで、真の意味で平和的に、世界の多くの国を支援してきました。そうした支援は日本に対する大きな信頼を生むことになりました。『信頼を築くには長い時間がかかるが、信頼を失うのは一瞬だ』という言葉がありますが、先人が築いた信頼を、私たちが守っていけるかどうかは私たち次第なのです。 とはいえ、「人道支援で状況を改善するには時間がかかり過ぎるのではないか」「治安の悪い所で支援活動するのに武力なしでは限界があるのではないか」……そんな声も聞かれます。この点について、みなさんはどう思いますか? 人道支援だからできること、真の意味での平和的解決とは何なのか。イラクでのJENの活動状況などを参考に、ご意見をお聞かせください。★木山議長の過去の円卓会議・国際支援、してますか?・復興支援。自分にできる事を続けていますか?
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