働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3363 開催期間 2015年10月02日- 10月09日
たくさんの投稿ありがとうございました! 難民の方々を支えたい、という皆さんの強い思いをヒシヒシと感じ、嬉しかったです。日本に受け入れるかどうかは、その支えたい思いをどの様な行動で表すかの違いで、正解のない問いかけだと思います。 近隣諸国では、決して裕福な国ではないのに、既に自国の人口の10%や25%も受け入れている国もあり、もう限界に達しています。地理的に近いヨーロッパでは、言語、文化、習慣も近いと思われるかもしれませんが、それは誤解です。日本人同士でも、箸の上げ下ろしの様な小さな違いでケンカが起きることを考えれば、出身国の文化習慣よりも、一人ひとりの日本国民が、いかなる違いも多様性として受け入れてゆく人間的成長を遂げたいと思っているかどうかにかかっていると思います。 先日、キャンプで暮らす難民の少年が、ボランティアで雑誌の発行に携わっていて、悲しみに暮れている他の難民の方々を勇気づけたいから真剣にやっている、と語ってくれました。人を喜ばせたいという気持ちは同じ、つまり、違いばかりでなく、同じところも多々あります。 2日目の『natti-latti』さんや『kyoko004』さんの様に、とにかく受け入れる、少なくとも『まうやん』さんの様に、『日本に来たい』と言ってくれる難民の方々に対して、門戸を閉じる理由を見つけることが私にはできません。そうすれば『A6M2』さんの様に国際社会の一員として尊敬されると思います。グローバル化を持ち出すまでもなく、『こいし』さんのように、寛容と思いやりで誇れる日本でありたいと思います。 難民の方々は自分で自分の暮らしを立て直す能力があると、繰り返しお伝えしてきました。命の安全が確保され、その能力を発揮できる環境があれば、彼らも誰かに頼っていきたくはないのです。その彼らの『何とかしなければ』という必死の思いを支えるのが、温かい応援です。 今回皆さんが寄せてくれたYes 、Noどちら側のコメントも、難民の方のことを思ってのコメントばかりでジンと来ました。『IZUMI』さんの小学生の娘さんの提案には目頭が熱くなりました。日々、難民の方々に接しているJENの現地の職員を通して、日本のみなさんがどれ程難民の方々のことを案じ、心を寄せてくれているかを伝えさせて頂きます。不安な日々を過ごす彼らの支えとなると思います。 一週間、共に真剣に考えて、難民の皆さんを支えて下さって、本当にありがとうございました。★木山議長の過去の円卓会議より・イラクの今、ご存知ですか?・国際支援、してますか?・復興支援。自分にできる事を続けていますか?
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