イー・ウーマン（ewoman）

時間をかけて育てることも必要（もはよしえ・海外・その他・34）

国際女性ビジネス会議では各界で活躍されている方たちの話を生で聞きとても充実した時間を過ごせました。一方でネットワークができたかというと、初対面で短い時間では名刺を交換するだけで、今後関係を育てたい、というところまではいきませんでした。自分自身も、相手の方に短い時間で自分が何をしていて何ができるのかを伝えきれなかったです。一瞬の出会いをどうネットワークにつなげていくかは時間も必要だと思います。

お互いに（n.dan　・広島県・42）

どの機会でも人と人との会話が重ねられるように心がけています。その中でつながりができ、前向きにしている人や思いやることができる人からは、元気をもらうこともできます。お互いが心遣いできる関係はこころを豊かにできます。

むしろ異業種での出会いが大切（unagi・東京都・55）

30代で自営業となり、出版系など同業者のネットワークばかり意識してきました。しかし40代頃から自分の思考が固まっていることに気づき、友人のつてで異業種のセミナーなどに参加するようにしてきました。そこで出会った自分より年下の人から企業を強くするダイバーシティの概念を教えてもらい、眼からうろこでした。今でも、思考の固定化が一番危ないと思っています。いつも思うことですが、女性のほうが初対面で親しくなるのが早い。私は男性ですが、見習いたいものです。

もっと進化して欲しいと思います（blueberry53・大阪府・59）

私は人生のターニングポイントの一つに、大学生の頃、田舎から関東へ出て、とある有志の集まりに参加したことによる経験があります。広い視野を持つ人たちとの出会いは、こんな私でも努力すればやっていけるという強い自信を与えてくれました。ただ、そんな機会が作れた私は幸せですが、物理的な距離でネットワークに参加できない方も多いと思います。イー・ウーマンのようにバーチャルとリアルでネットワークづくりができる場がますます進化し、多くの才能が花開くことにつながればと思います。

ewoman（真打ち・栃木県・46）

本サイトでの交流が、正にそうだ。議長の質問全てが当てはまり、前進し、救われ、元気になる きっかけに溢れている。登録から12年。当時は、更新頻度が現在より多く、ついて行くのに必死だったが「好きな時間に向き合える。」仕組みが自分に合っており、言葉に責任を負いながらも 楽しく議長や仲間と"並走"させて頂いている。人生の停滞期に、偶然出会ったewoman。国籍や業種を問わず、志の部分でしっかりと繋がっている。

さながら編み目模様のように（chachakocha・海外・その他・60）

長女が複雑な情緒障害と認定されて今年で干支が一巡。当時から所属するバレエ学校で芸術監督に「母親の貴方こそ稽古を続けなさい、自分を保つことが家族を支える！」と叱咤激励されました。バレエを軸に集う成人クラスの顔ぶれは老若男女、プロや弁護士、医師等多彩、縦横無尽のネットワークに助けられてきました、おかげ様で娘は10年越しですが今夏州立大学の卒業証書を授与され、先週、同じ障害をもつ伴侶と結婚しました。新たな家族を得て、ネットワークは既存の編目を広げていきます。

自分が変わった（レッズ・埼玉県・35）

大学の同窓会で知り合った5歳上の先輩から多くのことを学ばせてもらいました。礼儀正しく、教養のある人なのですが、特に立ち振る舞いが素敵なので、先輩の話の聞き方や姿勢などを真似させてもらっています。おかげ様で自分の立ち振る舞いが変わったと実感しています。この人に出会えたことは私にとって幸運でした。最近は忙しいことを理由にネットワークをしていませんでした。とても多忙な議長に出来て、私に出来ないわけがありません。早速行動に移します。

今週は、ネットワークということを考えてきました。課題も見えてきましたね。
もはよしえさんは、短い時間で、どのように相手と知り合うのか、が課題と指摘されましたが、確かにそのとおり。だから私は自分の勘を信じます。
 
私はまず、名刺交換をすると、相手の仕事を聞きます。どんな内容なのか。その相手の話し方で、自分との相性も少しわかります。そしてその時に話を終了させず、まず、今10秒くらいの相手の自己紹介を受けて、的確と思われる質問をいくつかしてみます。相手の仕事についてや、その業界に関すること等。自分の知識の中から質問をしてみるのです。
 
また、相手の返事を聞きます。ここでも、質問にどんなふうに答えてくれるのかで、自分との相性が少しわかります。そして、自己紹介。私は何をしているのか。相手に興味があるだろうというところにハイライトを当てて、自分を紹介します。
 
短時間の会話で、ケミストリーが合うというか、気が合うというか、同じタイプの人間だな、と感じるかどうかが、次へのステップがあるかどうかなのですが、多分このようなやり取りで合計2-3分でしょうか。
 
n.danさんの「会話が重ねられる」という表現はいいですね。そのとおりで，一緒に会話を積み上げていかれるといいと思います。後ほどこの人には自分から連絡したいな、と思った場合はそうしますし、そうでなくても、相手が自分のことをしっかり記憶してくれるといいな、という所まで、この2-3分の出会いでもって行く、ということです。
 
unagiさん、確かに男性より女性の方が社交的であるといった実験結果を見たことがありますが、でもイー・ウーマンピアに参加しているunagiさんなら、そのような「傾向」は関係ないと思います。
 
ダイバーシティとは、思考を柔軟にすること。ですから、日々、多様な意見に触れて考えているだけでも脳の柔軟体操になっていると思います。それが、新しい人と出会ったときの会話に、役立つのです。
 
blueberry53さんや、真打ちさんには、イー・ウーマンがその場である、といっていただき光栄です。私の意図は、しっかり伝わっているようですね。嬉しいです。そしてそこに、前を向いている人たちがいることが重要であるというポイントがあります。
 
私は常々、ネットワークと「つるむ」こととは、全く違う、と話しています。
「つるむ」という仲間は、現状維持、批判、後退、という結果を導き、「ネットワーク」という仲間は、前進、改革、成長をつくります。
 
ネットとリアル、どちらの融合も、「ネットワーク」をするためのもので、その目的はカッコ良く表現すれば、ダイバーシティ人材の育成、ダイバーシティ社会の構築です。
 
chachakochaさん、貴重な体験のシェア、ありがとうございます。障害をもつ家族がいる方、または、ご自身に障害がある方などは、人と繋がり、役に立ち合うというネットワークは、必須のものと思われます。
以前、イー・ウーマンアワードを受賞されたカナダに住むピアの方は、お子様に障害があったことで一次落胆し、その次に、同じ障害のある子どもの親の会で繋がり、しかし最後にイー・ウーマンを見つけて参加して、ここで、そのことをシェアすることで、彼女自身の生活も広がり、情報発信もできることが力になったと、話してくれました。
 
相手にも自分にも、前進に役に立つシェア、貢献、関わり、ということがネットワークの基本ですね。
 
レッズさん、そのとおり。忙しいこととネットワークは、関係ないですね！　むしろ、どんどん新しい出会いがある中で、人格が鍛えられていくのです。私はだいたい毎月数十人の新しい方にお会いしているかと思いますが、皆さんも意識して会っていくといいかもしれませんね。例えば毎週1人、年に50人の新しい人に会う。これは、簡単すぎるでしょうか？
 
今週は、皆さんとネットワークについて話を進めてきました。ただ名刺交換するのではなく、自分の存在意義をシェアすること。一緒に前進すること。そのためには、頭も心も、行動も、柔軟である必要がありますね。
 
国際女性ビジネス会議は、来年、第22回が、2017年7月23日（日）と決定しました。それまでには、表参道カレッジも開催して、講座とネットワーキングの場を提供します。
 
イー・ウーマンでは、そんな環境を整えますが、皆さんも、周囲の方とどんどん会話して、まずは、この前向きな輪を広げていきましょう。
皆さんにとって、人とのつながり、分かち合いで、幸せな毎日となりますように！





★関連サイト
・国際女性ビジネス会議とは？
・第21回 国際女性ビジネス会議 公式サイト


★佐々木議長の過去の円卓会議より
・自分の仕事能力。何をどう伸ばせばいいか、わかっていますか？
・「ダイバーシティ」、理解していますか？
・女性の集まる会議、参加していますか？

• 2016.07.22
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長