働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3434 開催期間 2017年04月07日- 04月14日
現在、南スーダンで自衛隊が直面している問題は、「戦闘」か「衝突」かの言葉遊び、また、「日誌」はどこかみたいなスキャンダラスなものに目を奪われてしまいがちですが、その根本は、憲法の問題であること。じゃあ、どうするか? 僕自身、日々、発言に苦心しているのですが、みなさん、真正面に考えていただきありがとうございました。 えこりんさん: 9条は、戦争を繰り返さない、ていうか、しないためにある。「自衛」以外は絶対にしない。気持ちは僕も全く同じです。でも、昨日のコメントで触れた「戦闘」で”やっちゃいけないこと”を定めた国際法(国際人道法)は、その「自衛」における武器の使用も「戦闘」とみなし同法で統制するという考え方をします。つまり、国際法では「自衛」は「戦闘」であり、その意味で「戦争」なのです。日本人は、敗戦国として独自の「戦争」観がありますので、こう言われてもちょっと混乱するでしょ? よかったらこれをお読みください。 Achikoさん:「紛争資源」。僕のリンク記事をお読みいただいたようですね。紛争資源の規制。具体的には、消費者の不買運動から、それを使わせないように企業の説明責任の立法を、ぜひ、9条の国の自負があるなら日本が率先してやるべきだったのです。今からでも遅くありません。「憲法は変えず軍法に相当する法律を作れるか」。大変鋭いご指摘です。僕は、安全保障の専門家とグループをつくり、その可能性を探っています。ぜひこのリンクを訪問ください。 レッズさん、真打ちさん、そしてkyoko004さん: PKOはやらなきゃいけない。そのために(消極的に)交戦権を認める。必要なら9条を改定する。9条を大切にしてきた方とお見受けしますので、この苦渋の結論の重みは、僕もそうでしたのでわかります。この結論をもう少し多角的に導くために、そして「日本の精一杯」を別の角度から見るために、そして「PKO派遣のために自衛隊を軍隊化する必要はない」というご主張でその代替策を考えるために、「武装した部隊を送ることだけがPKOではない」ことを、ぜひこの記事でご理解いただければうれしいです。 nekosaurusさん、Jerrybさん、そしてchicofさん: どうして日本人は「9条を大事にしないのか」。同感です。その大事にしない歴史は、自衛隊が創設された1954年から始まっています。この歴史を完全にリセットできるのか? そう願うのは理想としてとっておいて、9条の「精神」を大事にするため「条文」を改良する、という発想があってもいいのではないでしょうか? これを今言うか? 「日本の民度」を心配されるお気持ちはわかります。でも、それは民主主義を止める理由にはなりません。この政権の下ではその議論は危険すぎる、という意見もよく聞かれます。でも、この政権が倒れてから、それがなされる保証は? そもそも、この政権、そう簡単に倒れなさそうです。でも、この憲法の問題は、今、この瞬間、いつでも、その問題が生む「事故」の可能性として、我々日本人の喉元に突きつけられているのです。9条をもっと9条にするため「新9条論」として、僕はこのような提案をしました。お読みください。 ありがとうございました!★伊勢崎議長の過去の円卓会議より・集団的自衛権の行使、必要ですか?・日本国憲法第9条の「改正」に賛成ですか?★伊勢崎議長と佐々木かをりの「ウィンウィン対談」も、ぜひお読みください!・紛争解決のために、日本ができること〜平和外交は、まず相手を理解する事から始まります
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