働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3442 開催期間 2017年06月16日- 06月23日
日本政府の待機児童対策を本当に意味のあるものにするため、私たちにできることは何か? 様々な角度から投稿をいただきました。 「男性も声を上げてほしい」というあさーかすさんのご意見は、とても重要だと思います。政府の女性活躍推進政策により、母親が働くことを受け入れる空気はできてきました。それでも、育児は女性の仕事という認識は変わっていません。 保育園落ちた、日本死ね!とブログに書いたのも、保育園増設のためにロビイングするのも、ほとんどが女性でした。実際、保育園生活を始めてみると、送迎でお父さんの姿もよく見かけます。もっと多くの男性が関心を持ち、話題にすることで、この問題が本当の意味で政策の優先順位になると思います。 ご自身、お子さんはいらっしゃらないけれど、職場の同僚に共感して保育園を増やすための署名をした、というあさーかすさんの言葉に勇気づけられました。家族形態や性別の違いを超えて、一緒に必要な改革を促していきたいです。 政治が動くのを待たず、自分たちで必要な幼児教育・保育を提案していく、という方もいます。iinaさんのように「望む形をまとめる場を持ちたい」と思っている方は少なくないはず。ぜひ、政治家や政治を志望する方に、みなさんの投稿を読んで考えていただきたいです。 来週末に行われる東京都議会選挙は、良い機会になるかもしれません。DiamondBarさんがおっしゃるように「豊洲や築地や五輪といった時のテーマだけでなく生活者の目線」を踏まえた政策を考えている候補を選ぶことは、最も分かりやすい方法でしょう。 保育園関連のテーマも多く見られるソーシャル署名、Change.orgでは、少し前、東京都民向けに都議会議員選挙で重視することについて、アンケートを行いました。1週間に2509人から回答があり、関心事のトップは「子育てや教育」で53%、「待機児童問題」も52.5%に達しました。 昔と異なり、有権者は自分たちの関心や政治・行政に望むことをSNSなどを通じて意見表明しやすくなっています。すぐに変化が起きなくても、あきらめずに伝え続けていくことが大事だと思いました。 最後に、1週間、みなさんと意見交換をさせていただいた感想をひとこと述べさせていただきます。通常、保育園問題を議論していると、20~30代子育て中の女性からの意見が多く集まります。この円卓会議では、40代、50代、男性の方、ご自身はお子さんをお持ちでない方からの真摯なご意見を伺うことができました。保育園不足がけっして「若いママたちだけの問題」ではないことを感じて、勇気づけられました。ありがとうございます。★治部議長の過去の円卓会議より・あなたの仕事、数年前よりフレキシブルになっていますか?・働くカップル。子どもは2人以上がいい?・月額20万の保育費支給! だったら働きたい?
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