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会議番号:3529 開催期間 2019年02月01日- 02月08日
たくさんの投票と投稿をありがとうございます。 現在、「虐待通告をためらう」という方は4割弱です。「YES」(ためらう)と答えた方は「虐待の定義がわからない」(2kishir0さん)、「自分がどう判断していいのかわからない」(n.danさん)、「たまたまかもしれないと思いますし、状況がわからない」(blueberry53さん)と投稿くださいました。これが多くの方がためらうポイントだと思います。 子ども虐待の定義は、厚生労働省の「児童虐待の定義」に書かれています。 子ども虐待は大きく、身体虐待、性的虐待、ネグレクト、心理虐待の4つに分けられます。 ただ、n.danさん、blueberry53さんのおっしゃる通り、通告すべきかという判断に迷うのは当然です。虐待かどうかの判断は児童相談所が行います。 厚生労働省の児童相談所全国共通ダイヤル「189」を紹介するページには、以下のように書かれています。 「虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。 「児童相談所全国共通ダイヤル」にかけるとお近くの児童相談所につながります。 通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます。」 「虐待である」という確信がなくても、「虐待かも」という心配を感じる状態でも、通告してください。 Achikoさんが書いてくださったように「児童虐待が疑われたときは「わからないから連絡しない」ではなく「わからないからこそ連絡する」」という意識をもって頂けたらと思います。 虐待の定義や心配な親子の状況のポイントはいくつかありますが、「大丈夫かな?とても心配だな」という視点を大事にしてほしいと、私は講座でもお話しています。 DiamondBarさんが「通報は親をも救うもの」と書いてくださっていますが、まさにその通りです。虐待が起こっている親子はもちろん、虐待でない場合も、子育てや夫婦関係などに困難を抱えているかもしれません。子どもはもちろん、親自身も、自分たちからSOSを出すことができない状況に置かれている可能性があります。通告は、支援につなげる第一歩。公的な機関の相談支援や、一時預かりやファミリーサポートなどの情報提供などにつながるかもしれません。 あなたは、「虐待通告、ためらいますか?」「自分はどうするか?」という視点でぜひご回答ください。ためらう場合、その理由もさらにお聞かせください。実際に通告した、または通告をためらった体験談などがあれば、教えてください。そして、虐待通告のハードルを下げる方法などについて、提案やアイディアがあれば、ぜひお知らせください。★高祖議長の過去の円卓会議より・虐待防止推進月間。虐待通報、ためらいますか?(2013年)・虐待と思われる場面に遭遇したら、声をかけますか?・児童虐待、過去最多12万件。5割が「心理的虐待」。防げますか?
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