働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3536 開催期間 2019年03月22日- 03月29日
今回のテーマに対して9割以上の方がYESと回答されたことを受けて、仕事でもプライベートでも話し方は重要だと実感することができました。今回の円卓会議も後半に入りますので、さらに話し方の要素を掘り下げていこうと思います。 今回の投稿には声の役割の大切さを指摘する実例が多く見受けられました。話には内容が重要であることは当然ですが、内容を相手に伝える手段として声の役割は大切です。投稿にも具体的な声の実例をいろいろご紹介いただいています。 録音した声は、自分が思っていたよりも高く、落ち着かない、声もそれなりに出していたのに聞きかえされることがよくあったというmicro-macroさん。信頼感を伝える落ち着いた声で話すように意識されていたyukodeluxeさん。 久米宏さんがキャスターを務めた報道番組、女性キャスターが安心感を与える低めの声を求められた例から、声のトーンが大事だという、らむ07211025さん。私も同時期に久米さんと日本テレビで仕事をしていたのですが、アメリカの女性ニュ―スキャスターは声が低めでエネルギーもあり、説得力もある声だったので、それまで高めの声が主流だった女性アナウンサーも低めで落ち着いた声で話すようになったのです。 声が違うと気持ちよさが違い、流れるような優しい声だと集中し気持ちよく動けるというn.danさんのように、声によって聞き手が受ける印象はかなり違い、内容の理解にも影響します。 声は人格の一部だといわれ、ひとりひとり違い、声からは人柄が伝わります。聞き手に伝わる声であることは、ビジネスでは必須だといえるでしょう。 信頼や安心感を与える声はどんな声なのか、響きがあって雑音がなくクリアな声です。響きがある声はのびやかで耳に心地よく聞こえます。声質が安定して落ち着きがある声は、声に対する違和感や抵抗が少なく集中して耳を傾けられるので、内容も理解しやすいといえます。 声に関係する要素で言うと、nekosaurusさんの例にある口調、言い方も意識すべきことです。きっぱり言い切ると圧迫を感じる場合もあるので、そのシーンや相手に応じて、抑揚をつけたり音の強弱を取り入れメリハリをつける、柔らかい響きの声も使えるとよいですね。adovoさんのように早口になってしまう方も多いのですが、緊張したり、自分が話すことばかり考えるとペースが速くなったりしますが、相手が聞きやすいことを考慮し、原則ゆっくり話してください。 話し方には、聴覚からの情報だけでなく、視覚からの情報も加わっています。真打ちさんが指摘されている「声の笑顔」は素敵な表現ですね。柔らかな表情の声は、明るく穏やかな声になります。頬が上がると明るい声になり、安心や親しみを感じさせます。 Achikoさんの例は、口角が下がることで、相手への不安や嫌悪を示すことになり、信頼や友好的な関係を築くことの妨げになってしまいます。言葉では友好的な情報を伝えても表情や態度で、逆のメッセージを示してしまうケースもありますから、要注意です。 そこで、話し方の他の要素にも注目してみたいと思います。会話中に声以外で気になることはどんなことでしょう。話をする時に、見た目で意識していることは何かありますか? 皆さんのエピソード、身近な例を教えてください。円卓会議後半での議論を楽しみにしています。★話す時の「声」と「顔」に注目した 【菅家ゆかりのボイス&フェイスワークショップ】 表参道カレッジにて開催します!詳細・お申込はこちら★菅家議長の過去の円卓会議より・声や話し方、訓練したことありますか?・あなたの声、信頼される声ですか?・自分が話している時の顔を、見たことがありますか?
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