働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3536 開催期間 2019年03月22日- 03月29日
私が議長を務めた円卓会議も、最終日となりました。1週間おつきあいくださいまして、どうもありがとうございます。 「自分の話し方の課題を、感じたことがありますか?」というテーマに対して、多くの具体的な実例や経験談を投稿していただき、大いに刺激を受け、議論の展開を深めることができました。 最後の問いかけとして、話すときに声や内容以外で意識することへの投稿をお願いしたところ、表情や姿勢、動作、服装などの身だしなみ、相手の言葉を受ける姿勢といったエピソードが寄せられました。 コミュニケーションの中で聴覚情報のひとつとして、話し方(口調)が挙げられ、声のトーンや大きさ、スピード等も関連する要素です。それに対して非言語情報として見た目、視覚からの情報として表情があり、姿勢やジェスチャーといった動作や態度も時には言葉以上に相手に情報を伝えることがあります。 声や言葉は、自分が発したときに確認できますが、視覚から伝わる非言語情報は周囲の人にはその瞬間に目に入りますが、自分では即座に確認すること難しいものです。たとえば鏡に映す、写真を撮る、映像で見ることはできますが、顔や身体が動いたその時に確認しにくい。ここが気を付けなければいけない点です。自分で見て認識できていないことが、他の人には丸見え状態で、自分では気が付かないのに相手に意図することと違ったメッセージが伝達されることがあるのです。 「この商品は、画期的なもので自信を持ってお勧めします」と言葉で伝えたときに、表情が固くこわばって口角が下がっていると、自信がなさそうに見えてしまいます。視線が前に向かずアイコンタクトが少ないと、相手に聞いてほしいという意欲や熱意が伝わりません。相手との関係を良好にするには、笑顔は欠かせません。笑顔は前向きに映りますし、ゆとりや親しみ、穏やかさといったプラスの印象を与えます。 最近パワポを使用するプレゼンや会議が主流ですが、パソコンの操作や投影された映像にばかり目が行き、聞き手に視線が向いてないことがあります。誰に向けて話しているのか忘れないでください。手や腕の動きも、中途半端で小さかったり、もたつくと逆効果。動かす場合は、さっと動かし動きを止めましょう。身体をまっすぐに保ち、かっこよく見せることは大切です。姿勢が美しく安定しているとそれだけで聞き手に興味を持たせ「聴こう!」という気になるものです。人に話すことは、全身で伝える行為といえます。知識として分かっていても、実際にできているか、どのような声が相手に伝わるのかは、自分では判断しにくいものです。 そこで、声や表情、姿勢など自分自身を客観的にチェックし、ご自身の声や表情を見直してみませんか。4月と、6月に表カレ講座「ボイス&フェイスワークショップ」を開催します。一緒に声を出して,顔の筋肉を動かしてコミュニケーションに生かしてください。★話す時の「声」と「顔」に注目した 【菅家ゆかりのボイス&フェイスワークショップ】 表参道カレッジにて開催します!詳細・お申込はこちら★菅家議長の過去の円卓会議より・声や話し方、訓練したことありますか?・あなたの声、信頼される声ですか?・自分が話している時の顔を、見たことがありますか?
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