働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3543 開催期間 2019年05月24日- 05月31日
野党に対してはやはり皆さん厳しい意見が多いですね。具体的な案をという本の虫さんのご意見にせよ、シャドウキャビネットをというunagiさんのご意見にせよ、あの2009年の歴史的な政権交代に失望したことの裏返しのように読めました。私自身もあの政権交代に興奮しましたが、官僚を使えずに一人で電卓を叩いている副大臣や、八ッ場ダムの建設は止めるというのが公約だから止めると言って、何の調整もしなかった大臣やら見てがっかりしたものです。いちばんびっくりしたのは東アジア共同体とかいった総理大臣の発言でしたけど……。 民主党時代の失敗はともかく、政治家とはやはり国民(あるいは県民、市民、町民、村民)を説得するのが仕事だと思うのです。これからの社会はどうやって負担を分け合うかという社会です。地方も創世するというより、いくつかの地方自治体が合併してどうやって生き残るかという時代だと思います。現に、先頃の統一地方選で立候補者が少ないことが話題になっていました。そういったところで無理に立候補者を募るよりも、隣の町や村と議会や行政府を一緒にするほうが合理的かもしれません。 そんな時代に任期がほぼ半分しか終わっていない衆議院を解散してわざわざダブル選挙をするというのもいかがなものでしょうか。安倍総理は「風はコントロールできない」とか言ったそうですが、妙な風を吹かしているのは果たして誰なのかという気もします。やはり衆議院議員の皆さんにも落ち着いて仕事をしてほしいと切に思います。とくに選挙の頻度が高ければ、若い人が育ちにくいのも事実でしょう。二世議員や三世議員が多いのも日本の特徴と言われていますが、それはこうした選挙のあり方とも関係があるかもしれません。 政局やら党利党略やらに目を奪われることなく、きちんとした政策論争を議員にはしてもらいたいし、メディアも右と左といわずに、政策を語ってもらいたいと思います。一週間どうもありがとうございました。★藤田議長の過去の円卓会議より・統一地方選、注目していますか?・統計の不適切調査。再発防止策ありますか?・広がる「自国第一主義」、危険だと思いますか?
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