働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3543 開催期間 2019年05月24日- 05月31日
いま政治家に考えて欲しいことは、やはり人口減少の社会、インフラ、財政、年金改革、教育費、医療費といったことがほとんど共通しています。それでは皆さん、そういった約束や将来ビジョンを政治家に問いかけていますか。それは少々意地悪な質問ですね。でもそろそろ日本でも、政治家の政策論争をきちんと聞いたほうがいいと思うのです。たとえば社会保障などでも、どこの政党も充実させますと言うのですが、では財源はどうするのかというと無駄な経費を削るとか割に根拠のないことを平気で言います。 インフラの改修を挙げられたblueberry53さん。実はこれが大問題だと考えています。これからの社会は人口が減ると税収が減り、なおかつ人々がバラバラに住むと行政サービスなどが行き届きません。それでコンパクトシティと言うのですが、実際にはなかなかうまくいきません。その理由ははっきりしています。日本は長い間「土地本位制」でやってきました。土地の価値が私有財産の基本だったのです。ところがコンパクト化すると、今までは「市街地」だったところが中心市街から外れるということが起こります。そうなると土地の値段が下がります。つまり市街地を集約するのはいいけど、これまでの私有財産はどうなるのかという大問題が発生するのです。すでに所有者不明の土地やら、親から引き継いだものの、家を建て替えることもできない土地(都心でも)が現れています。 町に3本かかっている橋を2本しか維持できないことになったら、どの橋を廃棄するかを決めなければなりません。そこで政治の出番です。つまり町の将来の姿を展望して、住民を説得しなければならないのです。そういった政治家はしかし、現在の日本にはあまり見当たらないようにも思います。そして政治家が政策やらビジョンを本気で考えていこうとしたら、衆議院でも4年という任期はできるかぎり全うするのが基本だと思います。参議院は衆議院のカーボンコピーではなく、6年身分が保障されているわけですから、じっくりとビジョンや政策を研究してほしいものだと思います。 さて皆さんに伺います。2009年の歴史的政権交代で能力不足を露呈してしまった民主党ですが、今後、野党が政権を担えるような政党に育つにはどうしたらいいと思われますか。すっかり幻滅してしまった方も多いと思いますが、「衆参ダブル選挙」へのYES、NOとあわせて、野党への要望をお答えください。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★藤田議長の過去の円卓会議より・統一地方選、注目していますか?・統計の不適切調査。再発防止策ありますか?・広がる「自国第一主義」、危険だと思いますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.