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会議番号:3545 開催期間 2019年06月07日- 06月14日
レンタルフレンド、確かに、unagiさん、そしてyukodeluxeさんがいうように「友達ではなく--- 「心のこもった便利屋さん」」というようなケースが多いと思います。それをあえて「フレンド」という名前で広まっているのは、今まで、友達が果たしてきた機能を、アウトソーシングしているからともいえます。この背景には、友達関係が複雑化した、貸し借りを作りたくない、近くに適当な友達がいない、などがあるでしょう。 すると、次にでてくるのは、友達の役割の内、アウトソーシングできる/してよいものとアウトソーシングできない/してはいけないものがあるという考え方です。それに絶対的な区別があるのでしょうか?ここが私の問いの背後にあるテーマなんです。 例えば家族でもそうです。昔は、乳児の世話や介護は家族でなければ心のこもったケアはできない、人にお金を払って頼むなんてけしからんと言われていました。また、セックスの満足を配偶者でない人にアウトソーシングする、これも実は広がっているのですが、これは、今でもけしからんと思う人が多いでしょう。子どもの出産を他の人に頼む、これは日本では容認されていませんが、アメリカでは可能です。 DiamondBarさんがいうように、友人で気を遣うからこそ得られるものがあるはずと思っても、それがなんなのか、具体的に示しにくいですね。それも、人によって違ってくるでしょうし。 これからも今まで家族や友人で果たしてきたものがアウトソーシングされることが増えてくるでしょう。私は、「親しさ」もアウトソーシングされる時代が来るのではないかと調査・研究をすすめています。そして、レンタルフレンドにもその兆候が現れていると考えています。それでも残るものはなんなのか、みなさんと一緒に考えて行けたらと思っています。 一週間、おつきあいいただき、ありがとうございました。★山田議長の過去の円卓会議より・結婚に恋愛感情は不可欠ですか?・自治体の婚活支援、賛成ですか?・日本男性の草食化は、よいことだと思いますか?
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