働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3551 開催期間 2019年06月28日- 07月05日
ダイバーシティをどうやったら可視化できるか。数値化できるか。ということを考えてきた今週ですが、 ・業績の相関関係 ・多様性の分布図 ・ESGとの関連性 ・一人ひとりの意識と、企業の業績との関連を可視化 など、具体的に出てきました。まさにダイバーシティインデックスで実現しようとしていることです。 blueberry53さんのご指摘は、ダイバーシティの真の目的を共有することで解決されます。常々お伝えしているように、ダイバーシティの目的「より良い成果を出すため」です。 ですから、「自由や平等を求める」の先にあるものを、皆が共有することで、単なるケイオス、わがまま、自分勝手な人々の集団で無くなるのです。今回のインデックスを分析しても、「風通しがいい」「自由闊達」「意見が言いやすい」という企業でも、ダイバーシティの目的を理解していない人が多いことが数値で出てきました。ダイバーシティの目的共有、とても重要ですね! DiamondBarさんのご質問については、ESGのSとGが、ダイバーシティそのものです。Sは人財と捉えている企業も多く、Gのガバナンスは、当然ながら経営の多様性=役員会の多様性につながり、ダイバーシティそのものです。そして、unagiさんのご指摘の意識と知識を数値化しているのが、ダイバーシティインデックスです。 ダイバーシティを推進するために、今日は一つ、私たちが今日からできること、お話したいと思います。 それは、サプライヤーダイバーシティ。 別に海外展開していなくてもできるんです。自分の会社の仕事の発注先を調べる、ということ。男性比率が多い会社に仕事を出していませんか? 女性の会社を探していますか? 長時間労働をしている会社に仕事を出していませんか? 私は、ユニカルインターナショナルという国際コミュニケーションの会社を経営していますが、そこに国連機関から翻訳依頼が来る際は、事前アンケートがきます。社長の性別、社員の女性比率、取締役の女性比率、株主の女性比率。・・・もちろん我が社は合格し、仕事を受注できるのですが、これは私たちの仕事にも言えることです。自分たちが仕事を発注する相手企業の選び方を変えると、経済でのダイバーシティが動き始めるのでは、と考えます。 一週間ありがとうございました。ダイバーシティインデックスに参加してくださる企業をどんどん増やしたいので、皆さんの企業、周囲の企業にもお知らせいただきたいと思います。一緒に日本を、世界を、動かしていきましょう!★日本初!ダイバーシティを数値化する「ダイバーシティインデックス」公式サイトはこちら★国内最大級のダイバーシティカンファレンス 第24回 国際女性ビジネス会議★佐々木かをりの過去の円卓会議より・ダイバーシティの測定、良い方法ありますか?・あなたの会社、ダイバーシティ進んでいますか? ・自分の「スケールアップ」続けていますか? ・時間管理、できていますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.