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会議番号:3577 開催期間 2020年01月17日- 01月24日
中国の旧正月、春節の大移動を控えて、新型コロナウィルスの関心が高いようですね。とくに中国当局が口を開くたびに患者数や死者数が増えているのが私も気になります。米イラン対立や気候変動、オーストラリアの山火事も「順当」なところでしょうか。それにやはりblueberry53さんの言われるように米大統領選挙でしょうか。とくにトランプ政権がもし第2期に入ると、トランプ大統領は自分の今までのやり方が国民の支持を得たという感じになり、いっそうトランプ流を押し通そうとするというリスクがあります。意外だったのは朝鮮半島、韓国や北朝鮮を挙げられた方がいなかったことでした。とりわけ北朝鮮は、核開発をめぐるアメリカとの交渉がうまく行っていないように見えます。北朝鮮の核ミサイルは日本への直接的な脅威となるだけに、私には気になります。それと連動して日韓関係がどうなるかもやはり注目しています。総じて言えるのは、興味がある国際ニュースとは、やはり日本との関連性が深いものということになるでしょうか。エネルギーの安全保障とか食糧の安全保障という視点を加えると、海外の出来事との関連をまた別の角度から眺めることもできると思います。たとえば、中東です。日本はホルムズ海峡を通るタンカーによって主に原油を輸入しています。かつて中東から石油を買っていたアメリカは、いまやシェールオイルを算出し、「サウジアメリカ」などと呼ばれるようになりました。つまりアメリカにとって「中東危機→エネルギー危機」という構図ではなくなっています。それどころか中東が安定して石油が増産されるような事態になると、原油の価格が下がり、シェールオイルの採算が悪くなるということも起こります。つまり中東は適度に緊張しているほうがアメリカにとっては有利ということでしょう。原油や天然ガスの輸出に依存するロシアも、原油価格が下がるのは歓迎しません。その点ではアメリカと利害関係が一致します。リビアの内戦も地中海のガス開発が裏にありそうです。海外メディアのニュースをフォローする最大のメリットは、複眼的に物事をみることができることです。日本のメディアとの違いを意識しながら情報を得ることで、より立体的に見ることができるかもしれません。私もいつもそう思いながら、いろんなメディアを漁っています。1週間ありがとうございました。★藤田議長の過去の円卓会議より・小泉環境大臣にして欲しいこと、ありますか?・広がる「自国第一主義」、危険だと思いますか?・海外メディアのニュース、ウォッチしていますか?
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